「春愁の新社員穿つオヤジギャグ」の批評
回答者 なお
小沼天道さん、こんにちは。
御句拝読しました。
面白い場面ではありますが、俳句になっておらず、川柳にもなっていない感じです。
その理由は、すでに負乗さんや慈雨さんが丁寧に説明してくださっていますが、最大の点は、これが誰が詠んだ句だか、主体がわかりにくい点です。
オヤジギャグとは、オヤジ本人は真面目に受けると思って言っているからこそ、あまり面白くなくても切なくて味わいがあります。それは、長年の経験から、緊張している場を和まそうという気遣いから出ていることが多いです。
でも、それを聞かされている若者には、くだらねー、つまらねー、なんだこのオヤジ、という感じでしょうか?自分たちをときほぐそうとして上司や高齢者が頑張って放ったジョークだとは思わずに。
ですから、立場で全然違うので、誰の春愁か、誰が穿つのか(意味を取り違えていらっしゃいますけど)、まずはそれを明確にした方がいいと思います。新社員の立場の句ですか?でも、句の中で「新社員」と第三者的に詠んでいますしね。
その辺を整理して、もう一度お詠みになってもいいと思います。
よろしくお願いします。
点数: 2
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>
夢を描く新人を迎えた上司のオヤジギャグに、早くも「無理かも~(苦笑)」と言っている新人を歌った句です。やや川柳?(^-^;)