「震度7赤口に浸む花の雨」の批評
回答者 なお
田上大輔さん、こんにちは。
御句拝読しました。私は熊本は、前に勤めていた会社の施設があり、何度も訪れました。熊本地震についてはあらためてお見舞い申し上げます。
私もご投句につき、添削依頼の俳句
としてコメントさせていただきます。
まず「赤口」ですが、私も初読で六曜の一つかと思いました。大安や仏滅は詠まれることがあっても、赤口は珍しいなと思っていました。
そうしたら、地面の割れ目のことなのでしょうか?それはちょっと難しいですね。
また、御句、時制が取りにくいです。これは一体、いつの話なのか?ということです。
なんだか、慈雨さんのコメントをなぞっているようで申し訳ないですが、私の率直な感想です。
今のことをお詠みになったらよろしいかと思います。
・震災の地割れに浸むる花の雨
・被災地の割れ目割れ目に花の雨
お気持ちには遠いかもしれませんが、よろしくお願いします。
点数: 2
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明日で熊本地震9年目になります。
私の村でも至る所に地割れができ
その割れ目から妖気が発生しているような
感覚が当時はありました。その割れ目に
遅咲きの桜に降る雨がしみこんでいきました。