俳句添削道場(投句と批評)

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震度7赤口に浸む花の雨

作者 田上大輔  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

明日で熊本地震9年目になります。
私の村でも至る所に地割れができ
その割れ目から妖気が発生しているような
感覚が当時はありました。その割れ目に
遅咲きの桜に降る雨がしみこんでいきました。

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「震度7赤口に浸む花の雨」の批評

回答者 なお

田上大輔さん、こんにちは。
御句拝読しました。私は熊本は、前に勤めていた会社の施設があり、何度も訪れました。熊本地震についてはあらためてお見舞い申し上げます。

私もご投句につき、添削依頼の俳句としてコメントさせていただきます。

まず「赤口」ですが、私も初読で六曜の一つかと思いました。大安や仏滅は詠まれることがあっても、赤口は珍しいなと思っていました。
そうしたら、地面の割れ目のことなのでしょうか?それはちょっと難しいですね。

また、御句、時制が取りにくいです。これは一体、いつの話なのか?ということです。

なんだか、慈雨さんのコメントをなぞっているようで申し訳ないですが、私の率直な感想です。

今のことをお詠みになったらよろしいかと思います。

・震災の地割れに浸むる花の雨
・被災地の割れ目割れ目に花の雨

お気持ちには遠いかもしれませんが、よろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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「震度7赤口に浸む花の雨」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

田上大輔さま、こんばんは。
もう9年ですね。まさに被災地にお住まいでしたか、本当に大変だったかと思います。あらためてお見舞い申し上げます。
震度7が2回も起きたことや、災害関連死の多さなど、とてもショッキングな災害でした。

お気持ちは受け止めさせていただきつつ、俳句としてコメント失礼します。
まず「赤口」がわかりませんでした。六曜の赤口のことでいいのでしょうか?
なぜ突然赤口が出てくるのか、そこに花の雨が侵むというのは何の比喩なのか…なかなか難解で、少なくとも私のレベルではわかりませんでした。
ちなみに2016年4月14日は仏滅だったようです。

また、俳句は断りがなければ今その瞬間を詠むものだと思うので、「いま震度7の地震が起きている」という句に見えてしまいそうです。

見た通りの句ではダメでしょうか?
・震災の地割れに花の雨侵(しと)む
・村裂きし地割れに侵む花の雨
・春雨の侵みゆく村の地割れかな
作者様の思いとずれていたらごめんなさい。

またよろしくお願いいたします。

点数: 2

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「震度7赤口に浸む花の雨」の批評

回答者 ゆきえ

句の評価:
★★★★★

田上大輔様 こんにちは
お世話になります。
熊本地震9年目になりますか。早いものですね。今朝のニュースで報じられていました。
震災の復興はまだまだでしょうか?
前書きのコメントを読んでの提案です。
・なゐ七の地割れの妖気花の雨
よろしくお願いいたします。

点数: 1

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