「春の蝶電柵通る緩慢と」の批評
回答者 あらちゃん
石鹸さんはじめまして。
御句ですが少し説明的だと思います。
提案句を置かせてください。
電柵を抜けてひらりと春の蝶
点数: 1
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作者 石鹸さん 投稿日
回答者 あらちゃん
石鹸さんはじめまして。
御句ですが少し説明的だと思います。
提案句を置かせてください。
電柵を抜けてひらりと春の蝶
点数: 1
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回答者 なお
石鹸さん、こんにちは。
御句拝読しました。電柵っていうのは、イノシシとかシカ避けのために、触るとビリビリするような柵のことですね。
でも蝶なら、小さいし飛べるし、問題なく通り過ぎそうな気はしますが…。
私は「緩慢と」が気になりました。「楽々と」ではいかがでしょう?
また、「春の蝶」という季語はないですね。春なら蝶だけで良くて、夏や秋、冬ならそれぞれ夏の蝶とか、季節を付けて詠みますけど。
・楽々と電柵越ゆる紋黄蝶
よろしくお願いします。
点数: 1
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回答者 慈雨
石鹸さん、はじめまして。
人間や動物は通れない電柵を、悠々と通っていく蝶。当たり前と言えば当たり前ですが、こうして俳句にすると一定の詩情が感じられますね。
佳いと思いました!
「緩慢と」よりはコメントにもある「悠々と」の方がいい気がします。
「緩慢」はゆっくりという速度に焦点を当てた言葉ですが、「悠々」とか「軽々」「楽々」などの言葉なら「簡単に通る」というニュアンスが強調されるので、作者の実感に近いのではないでしょうか。
あまり倒置にする効果はない気がするので、
・悠々と電柵とほる春の蝶
・電柵を抜けて空へと春の蝶
とか。
あ、先の方のコメントに関してですが、「春の蝶」は季語なので大丈夫ですね(「蝶」の子季語として歳時記
に記載されています)。
ただし「蝶」だけで春の季語ですので、わざわざ3音使って「春の」を加える必要があるかどうかは、検討の余地はありそうです。
またよろしくお願いします。
点数: 0
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回答者 ゆきえ
石鹸さん様 こんにちは
初めましてよろしくお願いいたします。
蝶の季語の傍題に春の蝶と私の歳時記
に載っています。
例句
・方丈の大庇より春の蝶 高野素十
御句
電柵をも通ってしまう蝶に驚いたという句と思いました。
私も詠んでみます。
・電柵もかるがる越えし春の蝶
よろしくお願いいたします。
点数: 0
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昔、自分の地元で触れてはならない電柵を蝶が悠々と通ったのをふと思い出して書いてみました
褒め言葉 もっとこうした方が良いみたいなことがあればよろしくお願いします