俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

春の蝶電柵通る緩慢と

作者 石鹸さん  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

昔、自分の地元で触れてはならない電柵を蝶が悠々と通ったのをふと思い出して書いてみました
褒め言葉 もっとこうした方が良いみたいなことがあればよろしくお願いします

最新の添削

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「春の蝶電柵通る緩慢と」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

石鹸さん、こんにちは。
御句拝読しました。電柵っていうのは、イノシシとかシカ避けのために、触るとビリビリするような柵のことですね。
でも蝶なら、小さいし飛べるし、問題なく通り過ぎそうな気はしますが…。
私は「緩慢と」が気になりました。「楽々と」ではいかがでしょう?
また、「春の蝶」という季語はないですね。春なら蝶だけで良くて、夏や秋、冬ならそれぞれ夏の蝶とか、季節を付けて詠みますけど。

・楽々と電柵越ゆる紋黄蝶

よろしくお願いします。

点数: 1

添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>

「春の蝶電柵通る緩慢と」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

石鹸さん、はじめまして。
人間や動物は通れない電柵を、悠々と通っていく蝶。当たり前と言えば当たり前ですが、こうして俳句にすると一定の詩情が感じられますね。
佳いと思いました!

「緩慢と」よりはコメントにもある「悠々と」の方がいい気がします。
「緩慢」はゆっくりという速度に焦点を当てた言葉ですが、「悠々」とか「軽々」「楽々」などの言葉なら「簡単に通る」というニュアンスが強調されるので、作者の実感に近いのではないでしょうか。

あまり倒置にする効果はない気がするので、
・悠々と電柵とほる春の蝶
・電柵を抜けて空へと春の蝶
とか。

あ、先の方のコメントに関してですが、「春の蝶」は季語なので大丈夫ですね(「蝶」の子季語として歳時記に記載されています)。
ただし「蝶」だけで春の季語ですので、わざわざ3音使って「春の」を加える必要があるかどうかは、検討の余地はありそうです。
またよろしくお願いします。

点数: 0

添削のお礼として、慈雨さんの俳句の感想を書いてください >>

「春の蝶電柵通る緩慢と」の批評

回答者 ゆきえ

句の評価:
★★★★★

石鹸さん様 こんにちは
初めましてよろしくお願いいたします。
蝶の季語の傍題に春の蝶と私の歳時記に載っています。
例句
・方丈の大庇より春の蝶 高野素十
御句
電柵をも通ってしまう蝶に驚いたという句と思いました。
私も詠んでみます。
・電柵もかるがる越えし春の蝶
よろしくお願いいたします。

点数: 0

添削のお礼として、ゆきえさんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

雪解けし山河を削り海原へ

作者名 星勲 回答数 : 2

投稿日時:

ご先祖と公園墓地の花見かな

作者名 なお 回答数 : 13

投稿日時:

スーパーが今日は来る日かホトトギス

作者名 シゲ 回答数 : 1

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『春の蝶電柵通る緩慢と』 作者: 石鹸さん
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ