俳句添削道場(投句と批評)

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たらちねの母は煙草と鳥辺山

作者 さそ姐  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

3年前にタバコの吸いすぎで77歳で亡くなった母を詠みました。
タバコの煙と鳥辺山の煙を重ね合わせています。

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「たらちねの母は煙草と鳥辺山」の批評

回答者 いるか

さそ姐さん、こんにちは

御句拝読しました
本句、やはり決定的なのは季語のなさ(弱さ)でしょうか
多分、煙草を季語として認識されているかもですが、煙草の季語は若煙草や煙草の花といった完成品前の状態の煙草の状態/人事作業ですね
https://kigosai.sub.jp/001/archives/15272
 若煙草【解説】
 秋、収穫されたばかりの煙草の葉をいう。これを掛け干しにしてよく乾かし、煙草を製する。

あえて煙草をモチーフにするのであれば花でしょうか
 亡き母へ煙草の花を供したり

いたって普通ですがまずは季語を立てるところからいかがでしょうか
今後ともよろしくお願いします

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「たらちねの母は煙草と鳥辺山」の批評

回答者 イサク

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★★★★★

こんばんは。

うーん。ちょっと厳しい意見を並べます。

季語なしですか?
 「たらちねの」というあまり意味を持たない枕詞で五音使っているにもかかわらず、季語なし。俳句的には勿体ないのですが・・・

◆詳しくはないのですが「鳥辺山」は過去に存在した葬送地、あるいは現在の西本願寺の墓地でしょうか?
 現実の「鳥辺山」を見ているのか、心象風景としてポンと下五に言葉を置いただけなのか、正直、わかりかねました。

解釈しようと思えばできなくはないですが、「俳句」としては厳しい見方になりますね。
厳しい言い方をすれば、「【俳句で】受け手に伝えよう」という組み立てが見えて来ず、ちょっと良い言葉を五七五に置いただけ、という風にも見え、俳句である必要が見えにくいです。
この内容を、短歌や狂歌や川柳ではなく【俳句】を使って表現したのはなぜでしょうか?ということを考えてみてください。

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