「妻の無事祈りて車の雪下ろす」の批評
回答者 なお
まささん、こんにちは。
御句拝読しました。お嫁ちゃん心配って、どちらにお出かけですか?
まあ、誰でも連れ合いの無事を祈らない人はいませんよね。
御句、この後に「妻の無」を願う詠み直しの句が出ているのは知っているので、中八のことはもう言いません。
私が気になりましたのは、句の前半の、奥さんの無事を願うことと、後半の車の雪を下ろすこととの関係です。なんだか関係が無さすぎるような気が。二物取り合わせであれば、そういう句もあるかと思いますが、これは違いますよね。
奥さんの無事を祈りながら自分の車の屋根の雪を取り除いているのですよね?
これが、「奥さんが雪道で転んだら大変だ、だからせめて近隣だけでも雪かきをしよう」とか、「落雪で埋まったらえらいことだから、屋根の雪下ろしをしよう」、というのであればわかるのですが、ご自分の車のことだけですよね?
あるいはこれが、奥さんから、「早く来て!お願い!」とかの電話があったので、急いで外へ出て車の雪を払い飛ばしている、というシーンならわかります。でもその場合なら、
・妻の無事祈り雪道急行す
など、もう走り出しているところを詠んではいかがでしょうか?
ただ、上五に唐突感がありますよね。それに、読み手を不安にする。
それよりも、のろけか〜い!で済むくらいがいいのかしら。
・妻の無事帰宅待つ間の雪下ろし
うっかり中八、や・かな、は気をつけましょう!
よろしくお願いします。
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山陰は雪ですよぉ。お嫁ちゃん無事に帰ってきてねー