「バレンタイン道に倒れてわかれうた」の批評
回答者 なお
よねさん、こんにちは。
御句拝読しました。
私がお伝えしようと思ったことは二つあるのですが、一つはいるかさんがきれいにお伝えくださっています。季語「バレンタインデー」のことです。細かいようですが、バレンタインは人名であって季語ではなく、「バレンタインデー」か「バレンタインの日」となって初めて季語になります。
ただ、その長さゆえか、バレンタインだけの過去句もあるようですね。でもそれらは、「チョコ」や「君」などと合わせて、バレンタインデーのこととわかるようにしているようです。
ところが御句ですと、まさに、バレンタインさんが道に倒れているみたいです(ごめんなさいね)。
バレンタインデーは上五にそのまま置いても字余りとかの指摘は受けませんよ。
次に、私がお伝えしようとした二つ目の点ですが、「わかれうた」はいいとしても、「道に倒れて」までは入れないほうがいいのでは。人の作詞した歌詞の一部であることに加えて、意味が通らないと思います。
句またがりで、
・バレンタインデーなのになぜわかれうた
上五全部季語に使って、
・バレンタインデー流れるラジオわかれうた
私は中島みゆきさんでは「宙船」が好きです。よろしくお願いします。
点数: 1
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>
いつもありがとうございます!
普段は聞かないラジオをたまたま付けてみたらバレンタインということを思い出すと同時に中島みゆきさんの「わかれうた」が流れたのでひねりもなく作りました。
字余りが気になりますが他に良い表現も見つからず汗