「春雨のあたため流す針の気や」の批評
回答者 なお
朴伽さん、こんにちは。
御句拝読しました。ちょっとわかりにくいような気がします。わかりやすければいいというものではないかもしれませんが、わかりにくければ読んでももらえません。
御句、たとえばご家族あるいはご友人に見てもらったとして、ご理解いただけるでしょうか?特に「針の気」がわかりにくいのではと思います。
まさか、今まで寒い冬で、気が張っていたことを「張り=針」と掛けているとか、そういうことではないですね。
あと、句末が「や」で終わっていますが、通常、「や」は句の中にあって、切れ(場面転換や詠嘆)の役目をします。下五には置かない方がいいです。というか、置く意味がありません。「かな」とか「けり」なら句末でもいいです。
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肌を刺すように凍てついた冬の空気を、あたたかい春雨が洗い流していくようだ。