「キャンドルや火が消え失せる雪催い」の批評
回答者 いるか
高井碧士さん、こんにちは
御句拝読しました
直近、失恋なされたのですか?
それはなんともいえずつらいことでしたね
できれば俳句のための題材であることを願うのみです
さて本句、恋の火が消えうせまるで雪催いの空のように陰鬱な気分が漂っている、、
とても寂寥感のある一句になっていると思います
ただ、俳句としてみると何点か気になるポイントがあります
先の方と重複しますが、、
①上五「キャンドルや」の是非
まず、季語以外を詠嘆するのであればそこにある程度の感傷のフォーカスが当たっている必要があると思います
本句、どちらかというと「キャンドル」よりも「消える」方に軸足があるかと
②「消え」「失せる」の是非
「消える」があれば「失せる」は省略可能ですね
③失恋の題材としての表現
本句、失恋の句とは読み取れませんでした
何かしらのニュアンスが欲しい所です
これらに対してすこし手を入れさせていただいてひとつ
恋の火のキャンドル消ゆや雪催い
またのご投句をお待ちしております!
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寒空の冬失恋の嘆きを謳った詩です。