「雨に耐え溶けゆく氷の偲ぶ露」の批評
回答者 頓
いわし様、お早うございます!初めまして?
頓と申します!
早速にて…。
御句の作句に当たってのコメント、拝読致しました。その心がけに、頭が下がります。良い情景をお詠みの句だと思います。
ただ幾つかの問題点があります。
動詞が三つ、既に先の方からご指摘があったとおりです。動詞は、出来るだけ避けて、一句に一つまでにされるようにされて如何でしょうか?
さらに、「氷」が冬、「露」が秋、それぞれ季語ですので、所謂、季重なりです(実は私目もよくやらかしてしまうのですが)。また、中七が字余りになっております。少しばかり、盛り込み過ぎかと思います。「雨に耐え」の措辞は必要でしょうか?「耐え」ているのに「溶けゆく」とうのは、矛盾を感じます。そこに「偲ぶ」では、繋がらないように思います。
コメントから拝察するに、喧嘩別れした恋人と、長年、氷のような蟠りがあったものの、今は何とか打ち解け…そのように思いましたので、
例えば、
◎ 君偲び溶ける氷の雫かな
「氷」と「偲ぶ」は、元句を生かしました。動詞が二つになってしまいましたが…「雫」は、お二人の関係です…今一つですかなぁ…。
ご参考になれば、幸甚です。
点数: 1
学生の頃好きだった人が先週結婚しました。
昔は仲も良かったと思います。ただその人とは喧嘩別れをしてしまって、言ってはいけない事を言い合って、お互い苦しんだと思います。
でも氷が溶けるように何年か経った今では、ただ心から幸せを願えるようになりました。
一方的な感情を唄う句なので気持ち悪いかもですが
この感情を忘れないように俳句として自分の心の中に沈めておきたいのです。
ただ自分の語彙や感性では上手く季節との結び付けができず、ここに投句しました。
添削の程よろしくお願いします。