俳句添削道場(投句と批評)

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角巻をぬげば微笑む雪女

作者 なからい悠  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

雪国の暮らしは厳しいものがありますが、そんな吹雪の中を帰宅したご婦人が家に帰ると粉雪をはらい、角巻をぬいでホッとした微笑みの空間をイメージしました。

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「角巻をぬげば微笑む雪女」の批評

回答者 なお

なからい悠さん、こんにちは。御句拝読しました。

雪女とは、妖怪が季語になっている珍しい例ですね。
妖怪だけに、幻想とか妖艶とか、そういう怪しげな雰囲気が出せるといいですね。
ただ御句の場合、普通のご婦人を、単に雪の中を歩いてきたというだけで雪女となさっているように読めます。これは季語「雪女」本来の意味ではありませんね。
先日、めいさんが、「雪女も胸の中には熱く赤い血が流れているのだろうか」というような句をお詠みになっていますが、これなどは本来の雪女のイメージを上手く生かしていると思います。

御句は、角巻がすでに季語ですから、妖怪は出さずに、

・角巻を脱ぎて笑顔の若御寮

普通の人間の句ですが、いかがでしょうか。よろしくお願いします。

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「角巻をぬげば微笑む雪女」の批評

回答者 イサク

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おはようございます。はじめまして。

◆「角巻」「雪女」季重なりしていますね。
 「雪女が微笑む」という怖い句だと思いつつ、雪女が「角巻」という防寒具をつけていることに違和感がありました。人間のフリをしているのかな?

◆コメントを読んだら、意味がぜんぜん違う!
 「ホッとした微笑みの御婦人」のことを「雪女」という妖怪の意味のある季語で表すのは、あまり宜しくないのでは。

コメントの上では「雪女」のことを詠んだ句になってないと思います。季語「角巻」を生かして、御婦人の描写をするのがよいかと。

・角巻を脱ぎて微笑む妻のをり
・角巻を脱ぎて角巻払ひをり

「雪女」を生かそうとしても、コメントの句意にはなりにくいと思います

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「角巻をぬげば微笑む雪女」の批評

回答者 めい

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こんにちは。なからい様。よろしくお願いします。
角巻で、真っ赤な外套の婦人を連想しました。でも、その正体は、雪女、人外のモノ。
これには、読み手も度肝抜かれたことでしょう。面白いです。
あとから、句意をみると、またまた、どんでん返し。
読み手は、振り回されてしまいますね。
御句から、妻は、想像できないと思います。
微笑む雪女からは。
下手な感想で、申し訳ないです。🙏
角巻を半分こして親子かな🙇‍♀️

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添削対象の句『角巻をぬげば微笑む雪女』 作者: なからい悠
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