「後夜祭色なき風とひとり飯」の批評
回答者 慈雨
宇田有希 様、はじめまして。よろしくお願いします☆
御句は拝読しました。
「色なき風」、素敵な季語を選ばれましたね!
「ひとり飯」という豪快な言い方も、祭りの印象と響き合っていて佳いなと思いました☆
気になった点は、なお様と同じです。
「後夜祭」というのは文化祭などでの最終日の打ち上げ的なイベントで、まさに盛り上がっている最中です。
このままですと、みんなが後夜祭で盛り上がっている中、自分は一人で風に吹かれながら飯を食べているという句になってしまいそうです。
・人散りて色なき風やひとり飯
季語を「や」で詠嘆してみました。どうでしょうかね…。
またよろしくお願いします!
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賑やかなことが終わったあとの淋しさを表現したかったので「色なき風とひとり飯」という淋しいもののを重ねてみました。
「祭」が夏の季語で「色なき風」が秋の季語なので、「後夜祭」を夏の季語として捉えると二重季語なのが良くないかもと思いました。