「草むらの闇の舞台や虫時雨」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
お身体お大事になさってください。
季語「虫」の傍題「虫時雨」ですね。
季語「虫」は主に「夜鳴く虫」なので「闇」の映像を持ちます(昼であることを主張するために「昼の虫」という傍題がありますし、真っ暗であることを強調するために「虫の闇」という傍題もあります)。
また、「草むら」も季語「虫」から想像の範囲にある映像ではないかと思います。
この句では「草むら」「闇」をダブルで入れてしまって、季語の説明感が強くなっている(⇒季語を信頼しきれていない)と感じました。
「舞台」という比喩を活かすためにどちらかを残すのはアリだと思います。
・草むらは人なき舞台虫時雨
・闇いつも舞台のように虫時雨
点数: 2
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またタッチミス、手元に定まらないのはともかく、推敲不足を反省するばかりです。
ご指摘で、改作致しました。申し訳ございません。