俳句添削道場(投句と批評)

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おかしみやお化け戯れ秋の宵

作者 いいい  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

友人にハロウィンというお題をもらって作りました。子供たちがお化けに仮装して近所を巡っている微笑ましい様子が伝わればと思います。「おかしみや」の部分は「お菓子」と「可笑しい」の響きをかけて遊んでみました。
ひらがなでなく、「可笑しみや」のほうが良いでしょうか?
その他色々と教えて下さい。

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「おかしみやお化け戯れ秋の宵」の批評

回答者 慈雨

いいい様、こんばんは。
俳句のご友人がいるのですか?テーマを出してもらうなんて楽しそう!いいですねぇ。
ぜひご友人の感想も聞きたいですね☆

さて御句、楽し気な雰囲気が伝わってきていいですね!
仮装のことだとわからない、というのはヒッチ俳句様、なお様と同じく気になりました。ここが通じないとハロウィンということもわからないので、やはり仮装だと明確にした方がいいかなと。

あと、一つの言葉に二つの意味を持たせる「掛詞」。昔の俳句では流行ったそうですが、最近は敬遠されているようです。やはりどうしても言葉遊びみたいになって、俳句で一番大事な季節の感動が薄れるので。
もちろんダメだというわけではないですが、難しいテクニックだとは思います。

あと、俳句は「省略して想像の余地を残す」のも大事なのですが、同時に、「描写するなら思いっきり詳細に書く」のも大事だったりします。
つまり、ハロウィンで「お化けの仮装」「お菓子をもらう」は当たり前すぎて、読者としては「うん、まあ、ハロウィンだもんね」で終わってしまうかもしれません。それこそ何万と同じような句が世の中に溢れています。
そこで、もっともっと具体的にしていきます。
「お化け」って具体的には何のお化け?一人、それとも大勢?場所はどこ?
「お菓子」って何のお菓子?
「戯れ」って具体的に何してるの?
ーーといったことを描写すると、グッとイメージが鮮明になり、オリジナリティも出てくると思います。ヒッチ俳句様の「チャイム押す」みたいなイメージですね。

たとえばですが、
・マシュマロをもらうドラキュラ秋の宵
とか(笑)。これでハロウィンだということもわかるかと…たぶん。
またよろしくお願いします!

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「おかしみやお化け戯れ秋の宵」の批評

回答者 ヒッチ俳句

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
勉強させて頂きます。
御句読ませて頂きました。
ハロウィンの光景ですね。
お化け戯れが楽しそうです。
この語順では、本当のお化け(本当のと言うのも変ですが、笑)が
戯れているようです。変装だと分かるといいですね。
また、私は(私はですよ)俳句に於いて出来る限り「掛け詞」は使わないようにしています。どうしても句が川柳っぽくなる気がしておりますので。

チャイム押す悪戯おばけ秋の宵

よろしくお願い致します。

点数: 2

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「おかしみやお化け戯れ秋の宵」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

いいいさん、こんにちは。
御句拝読しました。わかりやすいコメント有難うございます!
まさに今日はハロウィン、みんな楽しく過ごしてくれるといいですね。

御句ですがやはり一番気になりましたのは、ヒッチ俳句さんと同じですが、これでは本物のお化けの集会のようだなということです。
もちろん、先に申し上げたように、時節柄、ハロウィンだなとはわかりますが、ハロウィンの骨となる要素は仮装、変装ですよね。誰もが持つと言われている変身願望、それを満たす機会とのことですよ。ですからその言葉を入れたいと思いました。

もう一つは上五の「おかしみや」ですが、これは作者がご覧になって、楽しそうだなぁとお思いになったということですよね。おかしみやですと、滑稽とかユーモアとかにつながって、ちょっと違うかなという気がしました。

それらから、

・秋の宵お化けの仮装楽しげに
・楽しげにお化けの仮装秋の宵

楽しげ、は客観的に見た様子です。
でも、面白くない句になりますね。
ヒッチさんの、「チャイム押す」などは具体的な行動が見えて面白いかも!あとはお化けでなく魔女とか鬼太郎とかにするとか。
よろしくお願いします。

点数: 2

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「おかしみやお化け戯れ秋の宵」の批評

回答者 こま爺

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

主題として季語の秋の宵を上五に置き、秋の宵のいちシーンとしてお化けの描写を重ねる、いわゆる一物仕立ての句に仕上げるのが良いのではと、次のとおり提案します。

*秋の宵お化け戯れをかしかる

因みに古文調で「をかし」はすぐれている。見事だ。すばらしい。

よろしく。

点数: 1

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