「秋澄むや警笛ぴーと交差点」の批評
回答者 あらちゃん
竜虎様こんにちは。
十字路の交差点と仮定して詠んでみました。
ホイッスル聞こゆ十字路秋澄めり
よろしくお願いいたします。
点数: 1
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作者 竜虎 投稿日
回答者 あらちゃん
竜虎様こんにちは。
十字路の交差点と仮定して詠んでみました。
ホイッスル聞こゆ十字路秋澄めり
よろしくお願いいたします。
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回答者 鈴蘭
こんにちは、御句拝見しました。
「警笛ぴーと交差点」のどこに心が動いたのか、なぜそれと秋澄むを取り合わせたのか、もう少し深掘りしたい印象を自分は受けました。これは自分の課題でもあるのですが、季語と響く言葉(季語の感じを受け取る先)を取り合わせるのって難しいですよね。そのときの自分は何かに感動しているので、自分ではわかっているのですが、だからこそ判断が難しいというか…。
御句の感動ポイントは、警笛の音の澄んだ高音が、澄んだ空気の中を響き渡る感じだったのかな?と推測させていただきました。となると「交差点」の位置がもったいなくて、おそらくは警笛の種類を絞り込むための情報なのに、中七下五の主役になってしまっています。ご提案として、一旦順番を並べ替えてみます。
秋澄むや交差点にて警笛ぴー
あとは表現をきりっとさせていくと、「ピー」は取ってもいいかなという気も。その代わりに音色を想像しやすい名前を持ってくる手もありそうです。
秋澄むや交通整理のホイッスル
雰囲気としてはこんな感じなのかなあと勝手ながら。
点数: 1
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回答者 鈴蘭
こんにちは、コメントありがとうございました。
なるほど、そのような句意でしたか。であれ私の提案句はご放念ください、車道の交差点かと思っておりました。警官が立つレベルで人が多い交差点となると話が違ってきますね。他の方の提案句を私も勉強させていただこうと思います。
「秋晴れやいつも来てゐる靴直し」、これは好きだなぁと思いました。いつもの靴直しさんに秋の日差しが差している。一体何度目の秋なのだろう、どれだけの靴を直してきたのだろうと、その人の人生を垣間見ているようです。「いつも来てゐる」の安心感が日だまりのようですし、靴直しという職業も風情がありますね。職業は動くかもしれませんが、自分は大きくは気にはならなかったです。
大王松は葉が長くてふさふさしている松です。やで切る手もありましたね。参考にさせていただきます。
秋空や髪解くごとく大王松
点数: 1
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回答者 鈴蘭
先人の句でしたか! 今更ながら緊張……(笑) でも、先入観なしに鑑賞できた得難い機会でした。
名手は名手ということですかねぇ。道理で「靴直しとはずいぶん古風な人がいたのだなぁ」と思ったんです。現役靴磨きの方もいらっしゃるし靴直しもいるのかなぁくらいの雑さで認識していました。
久保田万太郎、この機に代表作をざっと見てみましたが、「暮らしを詠む」ですねえ。苦手分野ですが切り取り方を学ぶべきか。ご紹介ありがとうございました。
点数: 1
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街道の交差点警官が立っています。