「俎板に陽の差し込むや秋麗」の批評
回答者 独楽爺
こんにちは。
御句は「陽の差し込む」の是非だと思います。「陽の差し込む」は状況であってその結果生じたれっきとした情景があるはずです。それを折り込んで、
"俎板に落ちて白めく秋の色
なお、陽の差し込むは読者の想像に任せます。
点数: 1
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作者 博充 投稿日
回答者 独楽爺
こんにちは。
御句は「陽の差し込む」の是非だと思います。「陽の差し込む」は状況であってその結果生じたれっきとした情景があるはずです。それを折り込んで、
"俎板に落ちて白めく秋の色
なお、陽の差し込むは読者の想像に任せます。
点数: 1
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回答者 鈴蘭
こんにちは、御句拝見しました。詠みなおしとのことで、省略が効いていて良いと思いました!
前作を拝見したところ、場所と場所の取り合わせで2焦点になっている感じがあったのですが、こちらは台所のみ。それでも「陽の差し込むや秋麗」により、窓および屋外空間が立ち上がってくる感じが生まれているように思います。おそらく、夏よりも日の上る高さが低くなって、室内に日が射し込みやすくなる秋だからこそ、まな板のところにまで日が入ってきた光景に秋を発見したのだと思います。
感想のみで失礼します。楽しく読ませていただきました。
点数: 1
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回答者 慈雨
博充さま、こんにちは。
御句拝読しました。おおー佳い句ですね!
前の句の、厨と庭という2か所の場所が出てきて視点が定まらないという弱点が解消されています。
またさりげなく、「日」を「陽」に変えられていますね。これも「陽」の方が光に焦点を当てた表現のため、この句には合っていると思いました!
そして「俎板」とピンポイントで焦点を当てているのも、映像がもの凄く鮮明になって佳いと思いました☆
一つだけ添削させていただくとすれば、「動作」は「物」の形に変えられる場合は、その方が詩的な表現にできることが多いようです。「陽の差し込む」→「差し込む陽」みたいなイメージです。
少しだけ変えさせていただいて、
・俎板に差し込むひかり秋麗
と考えてみました。またよろしくお願いします!
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
詠み直しです