俳句添削道場(投句と批評)

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初挑戦チャーハンの味汗のよう

作者 夕助  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

俳句も初挑戦です。初めてチャーハンを汗をかきながら一所懸命作った時の句です。料理も初めてで、インターネットで作り方を見ながら必死に作りましたが、汗のようにしょっぱくなってしまいました。失敗はしましたが、とてもいい経験になりました。

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「初挑戦チャーハンの味汗のよう」の批評

回答者 慈雨

夕助さま、はじめまして。俳句の世界へようこそ♪
面白い一句を詠まれましたねぇ。調味料入れすぎでしょうか?(*´ω`*)
汗の味の炒飯、それもまた良い思い出ですね!

俳句としては、すでにイサクさんから的確なコメントがされているように、季語がないのはやはり俳句として大きな弱点になるので、改善したいところです。
あとなるべく「五・七・五」に収めたいですね(「初挑戦」が6音で、字余りになっています)。

今は秋ですので、秋の季語を使って
・炒飯は汗の味して夜長かな
とか。
季語は「夜長(よなが)」。秋になって日没が早くなり、夜が長く感じるという意味です。「夜が長くなったので、その時間で慣れない料理に挑戦したのかな?」と読者は想像してくれます(すべてを語らず、読者に想像させるのが良い俳句を作るコツだそうですよ)。

ぜひ楽しみながらいろいろ挑戦してください!
(いつか「私が人生で初めて詠んだ俳句は、炒飯が汗の味だったっていう句で…」と楽しく話してほしいです)

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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「初挑戦チャーハンの味汗のよう」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。はじめまして。

言いたいことはわかります。
この句の季語は夏の季語「汗」でしょうか?

◆まず、季語「汗」は「夏の暑さで汗をかいている様子」です。
 この句で出て来るのは「汗のようにしょっぱい炒飯」なので、季語として成立しているとは言いにくいです。
 季語を意識せずにたまたまこの形になったとしたら、やはり季語が欲しいです。意識して季語をひとつ入れましょう。この句の季節はいつでしょうか?

◆どこか日記・報告文を読んでいるような感じがします。
 俳句は受け手を感動させる「詩」を意識したいです。これを打開するテクニックはいろいろあって、多すぎて書ききれません。
 まずは「自分が○○しました(今回の場合は「初挑戦(しました)」)」と言ってしまうよりも、炒飯の描写に寄せてみましょう。

この句の内容で季語を「汗」のまま作るのは、かなり難しいと思います。
他の文章表現でなく「俳句」を選ぶのであれば、季語や季節感を大切にしてみてください。
そして、俳句への興味が続くようなら「良い句」をいっぱい読んで、詠んでみてください!

・汗の日の炒飯の味汗めきて

炒飯は炎と睦む薄暑かな/櫂未知子

点数: 1

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添削対象の句『初挑戦チャーハンの味汗のよう』 作者: 夕助
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