「リレー中走る背中に一瞬秋」の批評
回答者 慈雨
碧梧さま、こんばんは。
御句拝読しました。リレーの背中に秋、おもしろいですね!
◯初読で「リレーを走っていたら、背中に風が吹いているような秋の涼しさを感じた」という意味かと思いました。
しかしコメントによると「毎年同じ時期に体育祭をしているのでリレーを見ると秋を感じる」ということなのですね。
「毎年同じ時期」というのは9月でしょうか?だとすればそれは紛れもなく秋であって、逆にリレー以外のときは一体いつの季節を感じているんだろう?と疑問が出てきそうです。
◯上五「リレー中」は「リレーをやっている間ずっと」という意味に見えるのですが、下五では「一瞬」とあり、ちょっとちぐはぐに思えます。
その一瞬(スタートの瞬間?バトンを渡す瞬間?相手を抜く瞬間?デッドヒート?ゴールテープを切る瞬間?)の中身を描写するといいと思います。
◯中七の「背中」は自分の背中なのかと思いましたが、コメントによると作者は観客なのですかね。
俳句は基本的に主語は自分なので、他人の背中ならそれをわかるようにしないと誤読されそうです。
◯下五「一瞬秋」はちょっと強引な感じがします。
一瞬だけ秋を感じた、ということは実際には今は秋ではないように見えます。そうするとこの「秋」は季語と言えるのか、微妙な気がします。
たとえば暑い夏に一瞬だけ秋のような涼しさを感じたのなら「涼し」という夏の季語があるので、季語は再検討してもいいかもしれません。
・テープ切るアンカーの背の涼しけれ
とか(今どき夏に体育祭をやる学校は少ないかもしれませんが)。
またよろしくお願いします。
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体育祭のリレーを見ていると、一瞬秋を感じたのです。毎年同じ時期に開かれるからですかね。