「そよぐ田にただ一人立つ案山子かな」の批評
回答者 なお
博充さん、こんにちは。御句拝読しました。農村の秋の効果ですね。
よく、季語を信頼してとか言われます。季語は単に季節を表すだけでなく、もう少し雄弁に周りの景色を語ってくれます。
案山子の場合は、「広々とした田んぼに一人で立っている」という光景はお約束です。間隔をおいて複数設置してある場合はありますが、仲良しのように手をつなぐくらいの距離に二人立っていることはないでしょう。農家の方だって、効率を考えて離して設置するでしょう。
ですから、それ以外の様子を詠んでみてはいかがですか。
・田の案山子昔ひいきの野球帽
・遠目にも若作りなる案山子かな
点数: 1
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田んぼに案山子が立っていました。