俳句添削道場(投句と批評)

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山のせみのぼる朝日に胸騒ぎ

作者 あまに  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

「山のせみ」は山にいる蝉と山の背をかけています。山の背で僅かに冷える朝に朝日を望む主人公と山で鳴く蝉の様子を「胸騒ぎ」で表現しました。

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「山のせみのぼる朝日に胸騒ぎ」の批評

回答者 なお

あまにさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。山の朝の光景ですね。気持ちがいいですよね。

これからコメントさせていただきますが、先に置かれている慈雨さんとほとんど同じになりそうです。
同じなら「いいね!」をポチッとすればいいのかもしれませんが、反応は一人でも多いほうがいいかな?などと思い、私からもお伝えさせていただきます。

山のせみは山の蝉と山の背をかけたとのことですが、ちょっとそうとはわからないです。百人一首のような平安期の和歌では、掛け言葉とかで優劣を競ったようですが、俳句ではあまり意識しなくていいと思います。もちろん上手くいけばすごいですが、なかなか難しいです。
胸騒ぎは、これも作者の心が騒ぐという意味と、蝉が騒ぎ出すという意味をかけていらっしゃるかもしれませんが、胸騒ぎは、一般的に「嫌な予感」のように使われますので、この場合はどうかなと。

・山の朝こころも蝉も騒ぎ出す

これは提案句というより、こういうことでしょうか?というようなものです。提案は慈雨さんのものを参考になさってください。

あれこれ申し上げましたが、これに懲りずにまた聞かせてくださいね。よろしくお願いします!

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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「山のせみのぼる朝日に胸騒ぎ」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

あまに様、初めまして。よろしくお願いします。
御句拝読しました。山登りでしょうか?風流な句を詠まれましたね!

ちょっと気になった措辞がいくつかあり、コメントさせてください。
「山のせみ」→「山の蝉」と「山の背」を掛けているとのことですが、ちょっとわかりづらいかと思いました。

「胸騒ぎ」→色々なニュアンスで使われる言葉ですが、一般的には何か嫌な予感をイメージしてしまうかなと思いました。

「のぼる」→朝日と言えば東から昇ってくるものであることは言わずもがなですので、これは省略してもいいかもしれません。

・山の背や朝日に向かひ蝉鳴けり
・山の背に蝉鳴きたりて朝日かな
とか。ちょっと情報量が多いので、もう少し整理したいですが…。
またよろしくお願いします!

点数: 2

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「山のせみのぼる朝日に胸騒ぎ」の批評

回答者 ヒッチ俳句

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
勉強させて頂きます。
山の背と言うことは、山あいにお住みなんですね。
朝少しヒンヤリしているのが羨ましいです。
「胸騒ぎ」が、作者のどんなお気持ちなのかが分かりづらいですね。普通なら「何か不安げ」なと言う意味になりますが、、
そうではなく作者は、朝の清々しさを詠みたかったのではないでしょうか?
「山の背見」と「山の蝉」、
作者はきっと、上手く詠めたと思われたと思いますが、
俳句では、季語を何か別の事と掛けることは避けた方がいいと思います。
季語が弱くなります。

山の蝉朝日背に受け鳴きにけり

まずは平凡ですが、
こんなふうで如何でしょうか?
よろしくお願い致します。

点数: 0

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添削対象の句『山のせみのぼる朝日に胸騒ぎ』 作者: あまに
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