「山のせみのぼる朝日に胸騒ぎ」の批評
回答者 なお
あまにさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。山の朝の光景ですね。気持ちがいいですよね。
これからコメントさせていただきますが、先に置かれている慈雨さんとほとんど同じになりそうです。
同じなら「いいね!」をポチッとすればいいのかもしれませんが、反応は一人でも多いほうがいいかな?などと思い、私からもお伝えさせていただきます。
山のせみは山の蝉と山の背をかけたとのことですが、ちょっとそうとはわからないです。百人一首のような平安期の和歌では、掛け言葉とかで優劣を競ったようですが、俳句ではあまり意識しなくていいと思います。もちろん上手くいけばすごいですが、なかなか難しいです。
胸騒ぎは、これも作者の心が騒ぐという意味と、蝉が騒ぎ出すという意味をかけていらっしゃるかもしれませんが、胸騒ぎは、一般的に「嫌な予感」のように使われますので、この場合はどうかなと。
・山の朝こころも蝉も騒ぎ出す
これは提案句というより、こういうことでしょうか?というようなものです。提案は慈雨さんのものを参考になさってください。
あれこれ申し上げましたが、これに懲りずにまた聞かせてくださいね。よろしくお願いします!
点数: 2
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>
「山のせみ」は山にいる蝉と山の背をかけています。山の背で僅かに冷える朝に朝日を望む主人公と山で鳴く蝉の様子を「胸騒ぎ」で表現しました。