俳句添削道場(投句と批評)

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山道の手のひら匂ふ寒苺

作者 04422  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

千日草です。いつもお世話になっております。寒苺(冬苺)日に当たれば美しく輝きます。甘酸っぱい味です☻。

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「山道の手のひら匂ふ寒苺」の批評

回答者 たけたけ

千日草様
お久しぶりです。竹内です。
風が冷たい日が続きますが、お変わりありませんか?

こちらの句は、嗅覚が刺激される素敵な句ですね!
ただ、私みたいにゆっくり俳句を読んで楽しむタイプだと、上五中七まで読んで険しい山道を歩いてきて、転んだり、木につかまったりして土や木の山の匂いを感じて、下五で「あ、寒苺…。」と少し混乱してしまいました。
もったいないです。
やっぱり上五を「や」で切った方が寒苺の匂いがしっかりします😁✨
でも、発想も句も本当に素敵で、大好きです。

点数: 1

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「山道の手のひら匂ふ寒苺」の批評

回答者 いなだはまち

唯我独善です。
いつも添削ありがとうございます。🙇
いわゆる、冬苺が身近にあるのですね!。
俳句の種に埋まって生活しているようで、
ある意味羨ましい限りです。冬苺に出逢うためには、多少の苦労があるのでしょうか?あるのでしたら、「やまみちの」の上五で表現できると、句が際立ちますね!🙇

点数: 1

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「山道の手のひら匂ふ寒苺」の批評

回答者 ハオニー

山道「の」じゃない方がいいのは確実ですが、「匂ふ」の位置も気になるのです
手のひらが匂うのか、寒苺が匂うのか、どちらとも取れるのです
私は寒苺が匂ってくるのだと思うのですが、もしかしたら読み手がもう一方の判断をするかもしれません

山道や/手のひら寒苺匂ふ
これだけで分かりやすくなるのにな、とは思いました

私ならば
山路来て手に寒苺匂ひけり
なんてやるのですが...
おそらく、宮城より寒いとなると「山路」は雪に覆われているのでしょう
添削の意図と合わないので、こちらはハオニーの霍乱ということでご了承ください

全く話題は変わりますが...
私の言う「作者の視点」とは、「どこに目をつけたのか?」です
こちらが大事です
「それを見て何を思ったか?」を書いてしまうと、説明的やら語りすぎているやら「読者を信じきれていない」という評価につながりやすくなるのです
だから敢えて言わない方がいいです

発想を飛ばす人、面白い言葉選びをするほど、「読者をおいてけぼりにしているのではないか?」と読み手を低く評価しがちです
でもその驕る心が俳句に出ると、今度は読み手が作者を低く評価します
幾度となく私もそのような経験はしているので、一年前よりはマシになってきました

点数: 1

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「山道の手のひら匂ふ寒苺」の批評

回答者 腹井壮

千日草さん、こんばんわ。いつもコメントありがとうございます。

勿体ない句ですね。上五をきちんと切って

山道や手のひら匂ふ寒苺

ならかなりの佳句なのですが。
切れを意識しない作句を続けているとなかなか説明句から抜け出せません。句会に出席して私より句歴の長い人にも見られる傾向なので御注意を。

点数: 0

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添削対象の句『山道の手のひら匂ふ寒苺』 作者: 04422
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