「海棠の下紫煙くゆらす傀儡師」の批評
回答者 負乗
めいさん、こんばんは🙂
お世話になります。
拙句ですが、「美しい日本の私」というのは、もちろん川端康成のノーベル賞スピーチからの語句です。(本にもなってますね。)
もう一人のノーベル文学賞の大江さんは、「あいまいな日本の私」と言ってスピーチしたらしいです。(これも、本になってますね。どちらも、読んだことないですが…😅)
「美しい日本の私」とは、"神国日本"の私、みたいなもんですか…
大江さんは、生きていた時代もあり、それへのアンチで言ったんでしょうね。
神国日本!…私なんかは、呑み屋で、平気で口にしたい言葉で、(実際は、まあ、言いませんが…😄)
そうだよ、日本は神国、忘れちゃ駄目だよ!…😁 というのがスタンスです。
それゆえの、この借りてきたそのまんまの措辞なのです…(笑)
上五、中七を「美しい日本の私」として、俳句の"大喜利"にしたいと思いましたが、無理ですかね…(笑)
いろいろ考えて見ました。
下五勝負ですかね…俳句にするには…
きごさい『春』から。
「美しい日本の私春日和」
…以下
「春の雨」「春の海」「伊勢参」「木の芽和」「春セーター」「春帽子」「安吾の忌」「茂吉の忌」「猫の恋」「四月馬鹿」「春惜しむ」「新社員」「花疲」「花供養」「啄木忌」「靖国祭」「花水木」「ライラック」…(選択は適当です。)
まあ、どれを下五にしても、"季語が動く"のでしょうが…
動かないのは、
「美しい日本の私伊勢参」
「美しい日本の私安吾の忌」
「美しい日本の私四月馬鹿」
「美しい日本の私靖国祭」
ですかね…
「美しい日本の私春惜しむ」
これを"添削句"?とします。(笑)
さてさて御句ですが、
「傀儡師」とは?…
…
傀儡子(くぐつし、くぐつ、かいらいし)とは、木偶(木の人形)またはそれを操る部族のことで、流浪の民や旅芸人のうち狩猟と傀儡(人形)を使った芸能を生業とした集団、後代になると旅回りの芸人の一座を指した語。 傀儡師とも書く。 また女性の場合、傀儡女(くぐつ め)ともいう。
…
御句では、"かいらいし"と読むのですかね…
流石、国文科だと思いました✨
古い日本画を見ているようです。
「海棠の下」は。"海棠に"でも、良いのでは…?
「海棠に紫煙くゆらす傀儡師」
また宜しくお願いします。
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先の句は、助詞の で が、説明的になるので、訂正しました。
上五が上七になりますが中七、下五でリズムを取り戻しています。