「狐火の如くホーム一人夜勤明け」の批評
回答者 長谷機械児
こんにちは。
こんなのは如何でしょう?
狐火や駅のホームに吾ひとり
・「狐火」(夜中)と「夜勤明け」(明け方~早朝)に、時間のズレを感じました。
・「夜勤明け」という言葉が「ホーム一人」の理由説明と見えますので、それならば十七音の中には不要と考えます。
・「ホーム」は、駅のプラットホームのことと読み、そう解るように語を足しました。
・中七下五「ホーム一人夜勤明け」に助詞が全くないというのも、窮屈に感じました。また、このために「の如く」の比喩の対象がよく解りませんでした(「一人」でいることなのか、「夜勤明け」という状況についてなのか、あるいは「ホーム」の景色(※)なのか…)。よく解らないので、切れ字「や」で取り合せる形に。
※「ホーム」の景色が、「狐火」(冬の夜に多数の怪火が点滅する現象)に喩える対象としては一番しっくりくるかなと思ったのですが、それだと文法的には「の如き」とすべきことになり…。解らないのに文法誤りという断定も出来ないし、さて?
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狐火が使いたかったですが多分間違ってますよね。