病室の窓から観るや花桜
作者 めい 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
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「病室の窓から観るや花桜」の批評
回答者 みつかづ
めいさん、初めまして。句を拝読しました。
とても応援したくなる句で、「早く回復してもっと間近で桜を見たい」、「早く元気になりたい!」など、前向きな気持ちが季語「桜」に託されていると私は感じました。
ですが、コメントに「入院時代」としかお書きでないので、これだけでは添削のアドバイスはしにくいかな、ご自身でも推敲しにくいかなと思います(例えば、病気なのか、ケガなのか分からない、おそらくご自身の入院体験でしょうが、誰かの入院時代が長くて、そのお見舞いとも受け取れる。「観るや」で詠嘆されているので、桜を見てどの様な気持ちになったのかお書きでないので、作者様の気持ちを汲み取りにくい等)
又、花、桜もどちらも桜を表す晩春の季語ですが、敢えて「花桜」の単語をお使いという事は、きっと意図がおありに違いないと感じました(古い短歌にも出てくる様な単語です)
これは完成句としてお出しになると、きっと多くの方の共感が得られると思います。
他者が添削するとしても、ご自身で推敲されるにしても、もう少し具体的な情報が必要かなと思いますが、いかがでしょうか?
よろしければお返事頂けると幸いです。
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「病室の窓から観るや花桜」の批評
回答者 みつかづ
めいさん。拙作へのご返信、ありがとうございました。
「病室の小窓より観る花桜」
めいさんがご納得される形になれば、きっとそれで良いのかなと私は思います。
拙作の「就活は内定彼を卒業す」へのご返信についてです。
「世間の皆さん、余韻を持たせようとするのに、敢えての、、ですか?
想像する余地は、あっては、だめですか?」
↑とても良い着眼点だと思います。
「就活は内定彼を卒業す」と終止形で言い切られていたので、句の主人公である女性の複雑な内面に、「彼に別れを切り出してかわいそう」という気持ちを感情移入され、めいさんは「幸せな結末が好きです。」とご返信くださったのではないかと思います。
「読者が感情移入できる強さを句に保ちたい」という作者の狙いがある場合、敢えて余韻を残さない事があります。
もし、「就活は内定彼を卒業し」と連用形で余韻が残してあれば、「彼女は彼に別れを切り出すけど、それに代わる何等かの幸せを掴むのかもしれない」の様な想像が働き、そこまで強い感情移入は起こらなかったと思います。
それが、「敢えて余韻を残していない」理由であり、答えです。
点数: 0
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