「愛おしい幸せ運ぶお雛様」の批評
回答者 なお
いちごミルクさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。作者の優しいお心が表れていますね。
ただ、俳句としては、お雛様、すなわち季語
「雛祭り」に、女の子の健やかな成長としあわせを願うという意味があります。
また、当然のことながら、お雛様は愛おしいものだと、これはおそらく平安の昔からの共通認識でしょう。
ですので、いちごミルクさんのお気持ちはわかりますが、俳句としては何か独自性(オリジナリティ)、ユニークさなどが欲しいところです。
そうでないと、大変失礼ですが、ひな人形店の宣伝文句(古今東西、万国共通)のようにとられてしまう恐れがあります。
ではどうするか。例えば、能登半島の皆さんに少しでも癒しになればと、
・被災地に幸せ運ぶお雛様
あるいは肉親を詠んで、
・愛おしき母の面影お雛様
これもよくありがちでしょうか(笑)。即吟で恐縮ですが、何か、自分らしさを入れる工夫を考えられると句が個性を発揮すると思います。頑張ってください!
点数: 2
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>
お雛様のかわいらしさやこれからの1年がいい年になるようにと思いました。