「水鳥の翼水面を打ち飛び立つ」の批評
回答者 なお
HF立志さん、こんにちは。
御句拝読しました。水鳥の飛び立つ瞬間をとらえようとした句ですね。
動きのある光景ですが、少し気になるところがあります。
まず、「翼」と「水面」が、「水鳥」という季語と重複していること。次に動詞が「打ち」と「飛び立つ」と複数あること、また、下の句が、あえてとのことですが字余りになっていること。
このどれもが、プラスの効果を出しているとは思いにくいです。
例えば、
・水鳥の音騒がしく飛び立ちぬ
こんなのもありかと思います。これは提案句ということではなく、推敲のベースにでもなればと置かせていただきます。
点数: 2
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水鳥が水面から飛び立つ際、バシャバシャと水面に羽を打ち付けて、にわかに慌ただしくなります。
下五を「打ち」という動詞と「飛び立つ」という複合動詞で字余りにして、そのバタバタした感じを演出してみました。
皆さんよろしくお願いいたします。