「水鳥の水きり翔べば輪の幾重」の批評
回答者 こま爺
こんばんは。
御句、いわゆる盛り込み過ぎという印象です。俳句は主題(多くの場合季語)と副題一つで構成されますが、水切り飛ぶと輪の幾重が副題として併存、すなわち副題が二つあり、二句に分けても良いぐらいです。
1 水を切るを副題
”水鳥の水切りながら翔びにけり
2 輪が幾重を副題
”水鳥の飛び立つ後の輪の幾重
よろしく。
点数: 1
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作者 未知夫 投稿日
要望:厳しくしてください
回答者 こま爺
こんばんは。
御句、いわゆる盛り込み過ぎという印象です。俳句は主題(多くの場合季語)と副題一つで構成されますが、水切り飛ぶと輪の幾重が副題として併存、すなわち副題が二つあり、二句に分けても良いぐらいです。
1 水を切るを副題
”水鳥の水切りながら翔びにけり
2 輪が幾重を副題
”水鳥の飛び立つ後の輪の幾重
よろしく。
点数: 1
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回答者 なお
未知夫さん、こんにちは。お久しぶりです。
御句拝読しました。なかなかこういうシーンは見ることができないと思います。タイミングが良かったですね。
さて、報告的・説明的とおっしゃっていますが、それはめでかやさんがご指摘の「〜すれば」という構文のせいだと思います。
「〜すれば」は、条件と結果を語ることになり、どうしても因果関係が発生して説明的・報告的になりがちです。
単純に現象だけをお詠みになると、そういうことがなくなると思います。
・水鳥の飛び立ちしあと輪の幾重
即吟ですのであまり褒められたものではありませんが、何かのご参考になれば幸甚です。
点数: 2
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回答者 めでかや
未知夫さん、おはようございます。
はじめまして、宜しくお願い致します。
景は浮かびましたよ!。
『水切り』は石を水面に投げた時にピョンピョンと跳ねるあれですよね。
水鳥の飛び立つ様子(波紋)を『水切り』に例えたのだと思います。
ただ、『水切り翔べば』が造語のように感じました(良いのかなぁ)。
きっと波紋が水鳥の飛び立った方向にいくつも並んでいるのでしょうね。
そうすると幾重の表現とは違うようにも感じました。
幾重だと同心円を想像しちゃいますよね(それぞれの波紋は同心円なんですが)。
最後に説明的・報告的の原因は『ば』につきると思います。
何々すれば⇒何々になる。これじゃないのかなぁ。
推敲のポイントという事で、感じた事だけを記述し、添削は
しないこととしますね。
(私には、そんな実力もありませんしね(笑))
では、今後ともよろしくお願い致します。
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
川鵜がいきなりはばたき、水面を蹴立てるように飛び立っていった後の水輪がとても綺麗だったのに感動しました。ただ、子は説明的、報告的ですっきりしません。推敲のポイントを教えてください。