「見渡せど枯れ葉のなかに紅一輪」の批評
回答者 竜虎
秋恵様 おはようございます。
お世話になります。
接続助詞を辞書で引くと
「ば」(順接助詞)まだ起こっていない事柄を仮定して述べ、下へ順当な結果に続ける
来てみれば夕(ゆうべ)の桜実となりぬ 蕪村
来てみたら桜は実となっていた。
「ど」(逆説助詞)すでに起こっている事がら述べ、下へ順当でない結果を続ける
雲あれど無きご如くに秋日和 高浜虚子
雲があって寒そうけれど暖かい
御句の例ならば
見渡したけれど紅い葉はなかったとならないとおかしいと思います。
それと季重なりはダメということではないけれど、俳句を始めたばかりの人はひとつの季語で詠まれた方が良いと思います。
長々と失礼しました。
よろしくお願いいたします。
点数: 1
添削のお礼として、竜虎さんの俳句の感想を書いてください >>
枯れ葉色の光景の中に
紅い菊の花が一輪だけ、
目立っています。