「秋風とおもちゃに胸ときめかせ」の批評
こんばんは。はじめまして。
俳句
の世界へようこそ。
基本からいきましょう。
ひとつめです。
俳句の「五七五」というのは、音数(発音の数)で数えます。
つまり「五音、七音、五音」ということになります。
御句の「おもちゃ」は【お】【も】【ちゃ】という風に、三音になります。
つまり、中七で七音必要なところに【お】【も】【ちゃ】【に】【む】【ね】の六音しかありません。
この句の場合は「秋風とおもちゃに胸【を】ときめかせ」という風に、省略した助詞【を】をつかうことで解決できます。
ふたつめです。
句の意味自体が、実はよくわかりませんでした。
特に、上五「秋風と」の助詞「と」。この「と」がいまいちわかりませんでした。
「と」は「○○と○○」という風に、二つの言葉を並列につなげます。
ここをどんな意味で使っているでしょうか?
考えてみて、二つの可能性を思いつきました。
「【秋風と誰か(自分かも?)】が、おもちゃに胸をときめかせている」場合。
この意味で捉えた場合、「秋風がおもちゃに胸をときめかせている」という擬人化です。詩的ではありますが、「誰か」が省略されている意味がよくわかりません。
「【秋風とおもちゃ】に、誰か(自分かも?)が胸をときめされている」場合。
こちらの方が素直な受け取りですが、「おもちゃ」とともに「秋風」が並んでしまって、なぜ「秋風」なのかがよくわかりませんでした。
「誰か」が省略されている意味がよくわからないのも同じです。
「おもちゃに胸をときめかせ」が「秋風」とどんな関りがあるのか?と思うと、脇役の「おもちゃ」はちょっと置いておいた方がいいかと思いました。
例えば、季語
である「秋風」をもう少し主役にして、胸をときめかせてみましょうか。
・秋風に胸ときめきてゐたりけり
・秋風や胸のときめくことのあり
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