「木枯しや子らの帰りを待ちわびる」の批評
回答者 腹井壮
よしはむさん、おひさしぶりです。
こういうサービスがあるのを存じておりませんでした。
写真からイメージして句を詠むのは苦手ですがチャレンジしてみようかと思います。
ところで自分が作句の際に気をつけている事に減らせる動詞は減らすというのがあります。
結果的に動詞は0か1つ、ごく稀に二つになります。
さらに感情がダイレクトに表れる言葉をなるべく使わないようにしています。
勿論、使う時もありますがかなり注意します。
そうすると原句から感じる事は「わびる」が不要ではないかという事です。
それではどう添削するかというと二つパターンがあります。
まず客観的に子供達の帰宅風景を詠んでみます。
木枯しに吹かるる子等の家路かな
木枯しに家路を急ぐ子供かな
もう1つ親の目線で詠む場合
木枯しに吹かれし吾子の帰宅かな
となります。
参考になれば幸いです。
点数: 3
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こんにちは。
写真で一句・お題が出る投句サイト
https://jphaiku.jp/photo/
に投句したところ、現在までのところ2点が入った句です。
点数が入るのは珍しいので、とても気分が良いです。
おそらく自分としては、「木枯し」という物悲しさを感じさせる季語が、子らを心配する気持ちにうまく合っていたのだと思います。
ただ、2点止まりなので、あと一歩、何かが足りないのだと思います。よろしくお願いします。