「十六夜や舌にチョコレイトの摩擦」の批評
回答者 卓鐘
こんにちわ
いやー。これは僕は、いい句と思います。
取り合わせが新鮮!
皆さんのコメントとは真逆の感想を持ってしまったので、あくまで僕の感想として。
十六夜が、また夜長を感じさせます。月がでてくるのがちょっと遅いそんな十六夜。夜長の感じもします。十三夜では、まだ未完成な感じになる。
チョコレイトの摩擦という把握が秀逸だとおもいました。とける、なめらか、甘いとかではつまらない。舌に摩擦のあるチョコレイトって?と考えた時、チョコレイトをだべて残った少し小さい粒か、ナッツみたいなブサイクなちょこか、どんなチョコなんだろうと想像させてくれます。
そして、句またがりの感じがまた舌に残る摩擦と十六夜ともあってるように思います。
十六夜や 舌にチョコレイ との摩擦
と詠めば破調という感じでもないですしね。
良いと思ったところが全部先のコメントで皆さんが気にされた部分ということで否定するだけみたいになっちゃいましたが、そんな意図はございません。いいと思うか、悪いと思うかは紙一重でそこに工夫があるのだということで。
点数: 2
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眠れない夜 チョコレートを頬張った時の感じを詠んでみました。