「戦友は九人立ち枯れの向日葵」の批評
回答者 なお
こんにちは。再訪です。
この場をお借りして失礼します。
卓鐘さんへ、
有難うございました。何かが見えてきたような気がします。
これからもよろしくお願いします。
点数: 1
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作者 井上れんげ 投稿日
回答者 なお
こんにちは。再訪です。
この場をお借りして失礼します。
卓鐘さんへ、
有難うございました。何かが見えてきたような気がします。
これからもよろしくお願いします。
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回答者 卓鐘
はじめまして。
すごい句ですね。(いい意味)
映画のワンシーン見たいです。立ち枯れのが上にも下にもかかっていそうで。
でもきっと、この九人は自分以外は亡くなっているのだろうと想像できます。
勇ましくも悲しい立ち枯れの向日葵でした。
点数: 2
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回答者 げばげば
こんにちは!
いつも勉強させていただいています。
私もここに二年前に来て、イサクさんや卓鐘さんやなおじいさんに鍛えていただきましたホームです。忌憚ない意見をもらえるありがたい場所です。
御句。できてますね!わたしはウクライナよりマストロヤンニのひまわりという映画の方へ頭が行きましたが。立ち枯れ、が切ないです。
点数: 2
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回答者 なお
井上れんげさん、こんにちは。
げばさんのコメントで、同じくらいの句歴と知りました。私はイサクさんや卓鐘さんに鍛えられ、げばさんと最初のうちは切磋琢磨…しているつもりでしたが最近ではどんどん置いて行かれています。悔しい(笑)。
さて御句拝読しました。すごい句なのだろうと思います。こういう句をいいなと思うようでなければいかんのだろうとも思います。
しかし私のようなレベルには、まだ追いつけないところがあります。例えば、「戦友は九人」、実際に作者のお父上とかの戦友が9名いて墓参の帰りとかなのか、ひまわりが9本あるからなのか、まったく別のところの戦没者慰霊碑に書いてあるお名前が9名なのか、それともそういうことに気を取られなくていいのか、その辺がまだわかりません。
次に、ひまわりが立ち枯れしているとのことですが、私はかつて、泉のお題で、「枯れてしまって今では水の出ない泉」を詠んだところ、「それでは季語が可哀想、わかっていない」、「清涼な水をたたえていてこそ泉」というような教えをいただき、目が覚める思いでした。
それからしますと、私にとってのひまわりは燦々と夏の日を受けて、暑い日でもまるで生命力の代名詞のようにおひさまに向かっていく、そんなイメージなのです。
それが立ち枯れてしまっていては、これはどうにも切ない気がします。
でも、これまでにも枯れて亡霊のようなひまわりを詠んだ佳句を多数見てきていますので、私の感覚が硬直的で、もっと柔軟に考えないと詩の世界が膨らまないのかもしれません。
私の俳句の基準は、まったくの素人の妻が読んでも、「なるほどね〜わかる〜!あんたも上手くなったね!」と言われることであり、「何これ?意味わかんない」と言われてしまってはダメなのです(笑)。
それでやってきましたが、それではいつまでたっても類想類句、凡人の域を出ないのかもしれません。
れんげさんへ、こういう句をもっと聞かせていただき、勉強させてください。よろしくお願いします。
点数: 2
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回答者 卓鐘
再訪
なおじいさん向けに僕の鑑賞置いときます。(全くなおじいさんの俳句感、感性を否定するものではございません。)
九人とかつて戦地にいった記憶。海風の近くに、一本だけ枯れつつも最後まで残ったひまわりが立っている。平和になった今、自分一人だけが生き残っていて、自分の姿とそのひまわりの姿を重ねてしまう。かつての戦友の分も最後まで生きようと思う。その後ろには、戦友の9人が並んで見守ってくれているような。
九人という数詞にリアリティーがありますよね。特定の任務をこなす小隊が小さいもので10名程度。訓練も含めてお互いのことはよく知っているのでしょう。
様々な自分含めて10人の戦争の思い出、戦争が終わってからのそれぞれの人生など思わせる映画のような作品でした。
点数: 2
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回答者 こま爺
はじめまして。
御句良い句だと思います。
ただ、俳句の基本という観点から二点述べさせてもらいます。
1 ことばの係り受けの問題
立ち枯れの主語は九人の戦友、それともひまわり
2 季語は否定しない、
もし立ち枯れがひまわりのことであれば、いささか季語がかわいそうです。
川柳と違って俳句は季語を称える。
(これは私もよくよりますが)
で、次のようにしてみました。
「向日葵や戦う友九人有り」
実は私はここは二年目で、当初は俳句も新人、みなさんとのお付き合いも新人、いささか右往左往しご迷惑をおかけした人もいらっしゃるかと、こらからは真面目にやろうと仕切りなおしております。今後とも宜しくお願いいたします。
点数: 1
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回答者 葉月庵郁斗
さすが、
俳ポの上級レベルでいらっしゃる方ですね。
九人で切れ後半立ち枯れの向日葵がもの悲しく
光景が立ってくる
勉強になります。
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
以前ひまわり畑に行ったら時期を逃していて立ち枯れのひまわりが少しだけ残っているのを見ました。
その様子を思い出した時、地元の大きな戦没者慰霊碑を思い出したのですが、立ち枯れの向日葵で字数を取られていたので、戦友に変えました。
ウクライナの事もあり、ひまわりと戦争は類想か近すぎな気もします。
※雌ライオンの句にコメントくださった方ありがとうございました。すごく勉強になりました。2年弱見よう見まねでやってきましたが、一人ではこの辺りが限界かと。迷走句投句するので忌憚なくご意見いただけると有り難く思います。