「やりたくないできっこないをやるが夏」の批評
いいですね!いい俳人になりそうな予感がします。いろんな投句サイトがあるからチャレンジしてみると面白いですよ。
プレバトの夏井先生が有名で、俳句生活、俳句ポスト365などは無料でいろんな人が投句していてここのメンバーもだしてます。是非俳句の世界へ!
御句ですが、意気込み、気持ちはわかるものの、俳句ではいくつか嫌うことがあります。短い文芸なので、そこで感動を生むためのコツのようなものでもあります。(例外もたくさんあるので、ケースバイケースですが。)
嫌うものとして
・俳句だからと無理に大袈裟な擬人化や着飾った言葉でそれっぽくする
・因果関係や説明になっている
・人生の教訓的なものや標語のようなもの
・下手な歌謡教の歌詞でてくるようなカッコつけた言葉
・蝶が舞うとか紅葉が燃えるとかもう掠られつずけた詩的な雰囲気だけの言葉
これらをもってこられると、詩にならなくなってきます。他の表現形式はいくらでもあるので。
御句は三番目ですかね。
なにか夏休みの標語や、なんか熱血な親や教師が言いそうなことを間に受けちゃった優等生感。意識高い系感。リアリティのなさ。
むしろ堕落してる方が詩になったりします。
堕落しろといういみではありません。こうしてパインさんは、俳句に挑戦しようとしていて、俳句にもがいているようなので、自信の実感なのだと思います。ただ作品からそうした実感が滲みでてこない。よくいわれそうな薄っぺらい暑苦しい教師とかでもなにやら言いそうな言葉だから。短い十七音にそれだけだとつまらなくなります。
一つそのつまらなさから抜け出すコツは、大きくとらえるのではなく、生活の具体的なものを切り取ることといわれます。その切り取ったものから全体を想像させる。やりたくないことって何か、出来っこないことはなにかそれを具体的にだしてみるとその人にしかないリアリティがでます。
もちろん抽象的だけど良い句もあるからやっかいですが。でもまずは自分の体験をしっかり見つめることが大事です。
と、偉そうにごめんなさい。僕みたいな初心者に毛が生えたレベルで言っても説得力はないのですが、とっても期待しているので、長々と失礼しました。
添削のお礼として、卓鐘さんの俳句の感想を書いてください >>
昨日の深夜眠れずに音楽を聴いていたら、サンボマスターの「できっこないをやらなくちゃ」が流れてきて、その歌詞から拝借しました。
それを聴きながら、そういえば今まで僕は俳句なんてすごく高尚なもので、書くことなんてもってのほかと思っていたのに、始めてしまったなぁとか、友達は経験ゼロからドラムを始めたなぁとか、
夏っていう1番エネルギッシュなシーズンにこそ、何かを始めるのにいいのかななんて考えました。