俳句添削道場(投句と批評)

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神木の雲に絡まる春嵐

作者 コウ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

いつもお世話になります。

数日前のものすごい風に
神社の大樹の先端が揺れている様子です。
迫力ありました。

原句・わさわさと神木揺らす春嵐
  ・神木の天を回すや春嵐

よろしくお願いします。

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「神木の雲に絡まる春嵐」の批評

回答者 イサク

おはようございます。

山本山というわけではないですが、確かにことばの繋がりに迷いが出ます。
A.「神木」が「雲」に絡まっていて、取り合わせで「春嵐」
B.「神木の雲」に「春嵐」が絡まっている
「どちらにも取れる」ではなく、「どっちに取ればいいの?」という迷いになりますので、これは損する形です。

原句については
わさわさと神木揺らす春嵐
 ⇒げばげば様のコメントどおり
神木の天を回すや春嵐
 ⇒掲句と同じで、「神木の天」を春嵐が回しているのか、「神木」が「天」を回しているのか、受け取りに悩みました。コメントからは神木の揺れを表現したいと思いますので、【神木が揺れて天を回している】という受け取りなんですかねえ・・?

季語とその他の部分に因果関係のある句なので、「春嵐」の風景から入ったらどうでしょ?

・春あらし神木は空かき回す
・春あらし雲に神木絡みをり

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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「神木の雲に絡まる春嵐」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。雲に絡まる、という措辞で大仰にして詩を出そうという意図がとてもいいなあと思います。一方で、雲に絡まっているというのがどういう状況かを想像するのは少しむずかしめでした。コウさんの思う光景が届いているかがあやしいかもしれません。

原句、春嵐と神木があれば、揺れているということは想像できるので、揺れるということを説明しなくてもいいかもしれません。添削ではありませんが、たとえば、さわさわと音が鳴っていることを見立ててみるとかいかがでしょうか。

大楠は神の声帯はるあらし

点数: 1

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「神木の雲に絡まる春嵐」の批評

回答者 感じ

句の評価:
★★★★★

こんにちは😃いつもお世話になっております。
さて、感想だけですが。
掲句。「雲に絡まる」の主体が「神木」なのか、「春嵐」なのか、読んだ後に、率直に迷いました。
イサクさんのよく言われる「山本山」の形になっているのではないかと思いました。
大樹の先端を揺らしているかまで、は分かりませんが、「春嵐」の「ものすごさ」を感じるのは
・神木の天を回すや春嵐
です。
映画で言えば、「天」が回って、異世界への入り口が開かれる様を思いました。
よろしくお願いします。

点数: 1

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添削対象の句『神木の雲に絡まる春嵐』 作者: コウ
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