「神木の雲に絡まる春嵐」の批評
回答者 イサク
おはようございます。
山本山というわけではないですが、確かにことばの繋がりに迷いが出ます。
A.「神木」が「雲」に絡まっていて、取り合わせで「春嵐」
B.「神木の雲」に「春嵐」が絡まっている
「どちらにも取れる」ではなく、「どっちに取ればいいの?」という迷いになりますので、これは損する形です。
原句については
わさわさと神木揺らす春嵐
⇒げばげば様のコメントどおり
神木の天を回すや春嵐
⇒掲句と同じで、「神木の天」を春嵐が回しているのか、「神木」が「天」を回しているのか、受け取りに悩みました。コメントからは神木の揺れを表現したいと思いますので、【神木が揺れて天を回している】という受け取りなんですかねえ・・?
季語とその他の部分に因果関係のある句なので、「春嵐」の風景から入ったらどうでしょ?
・春あらし神木は空かき回す
・春あらし雲に神木絡みをり
点数: 2
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いつもお世話になります。
数日前のものすごい風に
神社の大樹の先端が揺れている様子です。
迫力ありました。
原句・わさわさと神木揺らす春嵐
・神木の天を回すや春嵐
よろしくお願いします。