俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

病室と秋の日香るこしあんぱん

作者 たけたけ  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

解説なしでは意味のわからない句ばかり投句して、すみません…(-_-;)

去年秋に息子が入院して、3才以下は親が24時間付き添いなので私も隔離病棟でずっと寝泊まりしていました。
娘にも会えないし、夜も眠れず…とにかく苦しいとか辛いとかそんな気持ちを噛み締めたらおかしくなりそうで、ただただ無心に看病していました。
主人は仕事帰りに差し入れで私の好きなこしあんぱんをよく買ってきてくれて、病室で食べていたので、こしあんぱんを見ると病室のあの匂いと、開かない小さい窓からほんのり入る秋の日差しを思い出します。

来週から息子は大きい病院へ転院することになり、またバタバタします。
でも、今はいつでもどこでも俳句で気分転換できるので、去年よりは孤独を感じずに済みそうです(*^-^)
もし、孤独やどうしようもない気持ちが頭に浮かんだとしても、それも季語に託して俳句にしてしまえば、明るいお母さんでいられそうです。
病棟は携帯電話が使えず、付き添いになるとしばらくご無沙汰になりますが、皆さん温かくしてお体大事にしてくださいね。

俳句を通して、皆さんの心の動いた瞬間や、楽しい人生の1ページを見せてもらえて、本当に本当に楽しかったです。
私の下手な句も添削したり、アドバイスをくださって、本当にありがとうございました。
また、才能なしの俳句を溜め込んで帰ってきます。
そのときは厳しい添削をよろしくお願いいたします(*^-^)

最新の添削

「病室と秋の日香るこしあんぱん」の批評

回答者 腹井壮

竹内さん、おはようございます。いつもコメントありがとうございます。俳句教室の講師の話は冗談ですのでどうかお忘れになって下さい。私は俳句を教わった経験がないのでいくら上手くなったとしても人様からお金を頂いて教えるノウハウがありません。国語教師の資格と経験のある夏井いつきセンセですらプレバトの出演が決まってから改めて文法の勉強をし直したそうです。それ位人様に俳句を教えるというのは大変な事です。

ところで動詞の数の事です。バランスとしては一つが一番良くその次にゼロ。二つだと工夫が必要。三つ以上だと俳句にならないというのが私の考えです。動詞が無い句で良句と言えば

絵日記は真っ白なまま天の川 ハオニー

この句は印象深いですね。省略の上手さが効いていますし改めて作者の技術力がわかります。私が同じ内容で詠めば

真っ白なままの絵日記天の川

なのですがハオニーさんは助詞に「は」を使ったので語りかけられているような安心感や温もりを感じます。こういうところはキモイや死ね・糞だのという人にはいくら言ってもわからないと思います。

薬降るの句は取り合わせの距離感がズレていないかを確認したくてアップしたので特に作者としての想いはありません。また、なにかしら想いを託した句というのは自作の中でかなり少数派です。ただ、旧い季語を扱うには逆になるべく現代的な物で取り合わせたほうが季語が生きるのではないかとの考えはあります。それで旧い季語が生き返り結果としてオリジナリティが出せれば御の字です。
答えきれていない部分があれば再度質問して下さい。お答えする事で学ぶ事は少なくないのです。

点数: 1

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「病室と秋の日香るこしあんぱん」の批評

回答者 ハオニー

「厳しくしてください」の要望、実は手を入れる側の方が苦しむのですよね
弱点を残したまま終われないので
それでも、私は

こしあんぱんに「私は」このような思いを持っています
俳句で主張できる方が才能なしなわけがありません
こういうのを笑う人が才能なしなのです

そして私は、このレベルの句が出てきて感激するほどのひどい句会を知っています
その多くは意味不明を通り越して、ピカソみたいと言いたくなるレベルです
無論、入賞すらままならぬ愛好家ばかりです

本題に行きましょう
分かりにくい理由は2つあります
ひとつは、季語「秋の日」の解釈です
秋の日は、秋の日差しと秋の一日という意味を合わせもっています
それを、この句ではどちらの意味(もしくは両方)で反映させたいのか、そこが字面からは読み取れないのです
→説明を見て、秋の一日と分かりました

もうひとつ、こちらの方が大きな要因です
「病室と」では「作者自身が入院している」のか「作者がつきっきりで看病をしている」のか「作者はお見舞いに来た」のか、その他なのか、全く判断が出来ないのです
→本当に与えたい、知ってほしい情報は場所「病室」ではなく「看病した」という経験ではないですか?

看病の秋の日々なるこしあんぱん
「病床の」「お見舞いの」など、どう始めるかが少しずれていたのです

そういうときは、ノートに俳句の材料集めをするといいのです
どんな経験も俳句に出来るものです

ちなみに、私は竹内様よりも年下のようです(

点数: 3

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「病室と秋の日香るこしあんぱん」の批評

回答者 かぬまっこ

今日は👋😃そうでしたか✨俳句を力にして下さい。どんな状況も句に詠めます。思いを託せる季語を見つけて下さいね。✨✨
パワーアップした竹内様にまた、この道場でお会いできる日を楽しみにしています。月並みですが、お体に気を付けて頑張って下さい👊😆🎵❤

追伸
瀬戸内寂聴さんの句集「ひとり」
お読みになりましたか❔力になるかも知れません。

点数: 2

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「病室と秋の日香るこしあんぱん」の批評

回答者 塩豆

どうもです!質問見ました。
私の花野道の俳句の「海溝のやうな目」は静かで少し冷ややかで、また深く深くどこか物憂げな細目を表現しています。場面を限定してはいませんが、複雑な心情を暗に示し、またそれが「花野」という場景と相まって読み手に余韻を感じてもらえたらなと思い作りました。戴いたコメントを見る限り、失敗だった可能性はありますが…。
こういったことは避けられない事です。どんなに凄い人でも、況んや私ごときでは。

点数: 2

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「病室と秋の日香るこしあんぱん」の批評

回答者 塩豆

こんばんはです。
厳しい目にというご注文ですが決してお世辞ではなく竹内様の俳句はコンスタントに良かったと思いますよ!
この俳句も「秋の日の香る」という表現が独特で思わず唸りましたし「病室」との取り合わせも絶妙に感じました。
気になったのは「病室と」の「と」。もう少しぴったりな助詞がある気がします。
もしもアンコの種類にこだわりが無いのであれば、字余りも回避しつつ

秋の日の香るあんぱん点滴す
秋の日の香るあんぱん病室に

などとするのも一つの手と思います。これらも句意から少し外れたりやや説明的になってしまうなど、少しずつ弱点はあるのですが。

点数: 1

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「病室と秋の日香るこしあんぱん」の批評

回答者 腹井壮

竹内さん、こんばんわ。いつもコメントありがとうございます。御要望通り厳しい意見を申し上げればただ言葉を並べただけなので読者に伝わるものはあまりないですね。
コメントから察するに短歌向きの内容ですが私が俳句・川柳よりも拙い短歌で改めるなどどだい無理な話でもあります。ですからこの句は日記に認めておいて記録とするなり後で推敲するなりしたほうが宜しいかと思います。
俳句・川柳・短歌の有り難いところは短い定型であるが故に紙と書く物があれば出来てしまう事です。何かあれば看病の合間の息抜きにもなります。俳句の楽しみ方は人それぞれです。
いずれ竹内さんの句を改めてお目にかかりたいと思います。どうか御自愛を。

点数: 1

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病室と秋の日香るこしあんぱんの批評

回答者 三日酔いの防人

竹内様、今晩は。息子様の一日も早い退院を心よりお祈りしております。
私は『闘病』という言葉を送ります。患者さんはもとより、付き添われている方、その家族、一丸となって病と闘っているのです。私にも同世代の子供がおりますので、お気持ちは分かります。無理はなさらぬようにしてください。
闘病のパンはこしあん秋香る
と提案致します。

点数: 0

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