「片隅に色を添へたる落椿」の批評
回答者 げばげば
こんにちは。
はじめまして、げばげばと言います。
御句。もし切れを作るのなら、一句一章の佐渡じいさんの話もありましたが、
落椿庭隅に色添へにけり
とします。
あとは、このふとした気づき、プチ発見にどれぐらい共感してもらえるかです。こういうささやかな発見が俳句の醍醐味であるのだとは思います。
たとえば、庭隅や片隅を少し詩にするとするならば。
落椿夜の隅に色添へにけり
点数: 3
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アパートの片隅に隣家の椿の花が落ちていました。今となっては落葉が朽葉を通り越した色となっている場所に落椿の赤が色を添えているように見えました。
中七を「色を添ふるや」も考えています。
真っ直ぐに詠む方が良いのか、切れ字「や」を用いて色を添えていることを強調してから落椿を大きく映す形が良いのかを迷っています。
よろしくお願いします。