白桃やまだ真っ新の課題本
作者 友也 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
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「白桃やまだ真っ新の課題本」の批評
回答者 イサク
こんにちは。
「まだ」がこの位置では、音数あわせ、かつ気持ちの説明ですね。
「真っ新の課題」であれば、「まだ何も手を付けていない」のはわかります。
「まっさら」もやや説明的な単語ですが、それより「まだ」が散文的で気になります。
季語「白桃」には「直前まで食べていた」以上の意味がなさそうですね?
これは、取り合わせとして「季語の斡旋をいろいろ変えてみる」のがいいかな・・・と思います。正解はないのでお試しください。
季語も、それ以外の箇所も、「やらなきゃいけないと慌てている」のか、「真っ新な本を見て見ぬふりをして現実逃避している」のか、「課題を見るのも嫌」なのか、でいろいろ変わりますね。
・秋霖や手にまっさらな課題本
・秋立つや課題の本を前にして
・まっしろな課題の本や秋の雲
点数: 1
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「白桃やまだ真っ新の課題本」の批評
回答者 なお
友也さん、こんにちは。
御句拝読しました。お身体がしんどい中を課題をこなさなければならないとのこと、お察しします。ご無理なさらないように。
さて御句ですが、いま友也さんは藤田先生の型の1を練習なさっていると思います。それはいいのですが、季語選びにご苦労なさっていると思います。
今回は、それまで食べていた白桃を詠嘆なさっておられます。季節の果物ですからいいとしても、後半の中七下五と何の関係もないというのがいささか引っかかってます。
私は取り合わせが得意でないので、季語+関係ない十二音と言われても、この少ない音数のなかではお互いの詩的な効果を高め合わないともったいないと思うのです。
白桃は、甘くみずみずしい、柔らかな果肉を想像しますよね。
それと、まだ手をつけていなくて焦りを感じている課題本。
この取り合わせより、私はイサクさんのご提案のような「秋霖」であるとか「秋立つ」のような、ああ、もう秋だ、早いなぁ…というような、どこかしら、巡る季節の中の複雑な気持ちを表すような季語をご検討なさってみてはどうかと思いました。
点数: 1
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このページに来てくださり、心から感謝します。処暑を過ぎて少しだけ暑さが和らいできたように思えます。どうぞご自愛ください。
げばげばさん、なおじいさん、添削ありがとうございました。「三日月」と「時を忘れる」がおかしかったですね。「天の川」も考えたのですが、カプチーノの句と比べられそうで躊躇しました。「秋星」とかにしとけばよかったかもしれないです。あと日記句になってましたね。気をつけます。
この句は、今日のお昼の光景を切り取った句です。白桃を食べて部屋に戻ると、まだ手をつけていない真っ新の課題本が目に入りました、もうすぐ始まるクリスチャ・カウンセリングの講義の課題本でした。いい加減読んで書き込みを始めていかないといけないのですが、身体がしんどくてなかなか手をつけられていませんでした。来週には始まるので進めていこうと思います。
批評・添削していただければ幸いです。よろしくお願い致します。今日も惜しみない祝福がありますように。そしてさらなるご健勝とご健吟を心よりお祈り致します。私も至らない点が多いですが、精進して参ります。