「ドア開けて今日の一歩目風さやか」の批評
回答者 腹井壮
竹内あゆみさん、こんにちわ。コメントを拝見しました。まず、拙い解説である事を御詫びいたします。
説明的や理屈っぽいを回避するためには基本に戻って「季語一つ 切れ一つ 動詞一つかゼロ」が第一です。次に何をしたからこうなったという文脈は露骨にしない事。特に「何かをして」という表現は要注意です。「梨を食べて」「服を着て」「螺をゆるめて」などはこの段階で説明や理屈になってしまいます。そうならない為のテクニックもありますがそれは後々竹内あゆみさんが覚えると思いますが今は「○○○して」は避けて下さい。最後に酔いどれ防人さんが御指摘のように具体的な描写をする事。それ位しか私にはアドバイスをできません。ただ、もし原句の字面なるべくを生かすなら
ドア開けて今日の一歩や若葉風
と私なら詠むと思います。参考になれば幸いです。
点数: 2
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腹壮胃様に教えていただいた「風さやか」を詠んでみましたが、どうも稚拙な表現しかできず、皆さんのようにきれいな情景が浮かぶ句が作れません…。
この秋のここちよい風が大好きですが、うまく詠めず風にも申し訳なく、自分にがっかりします。
皆さんの句をよく見て、もっと勉強します…。