俳句添削道場(投句と批評)

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初春や末広がりに鳰の水脈

作者 未知夫  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

正月の池に、鳰が一羽水面を滑っていくと、あとに続く水脈が末広がりになっていくのを見て、このめでたさをを詠みました。鳰が冬季語であることに気づいたものの、鳰はどの季節にもいることだし、この句は、鳰を詠んだものではなく末広がりの水脈から、めでたさを詠んだもので、初春という強い新年の季語のほうがが強いと考えました。初心者は、季重なりを避けよとの教えに背くことになるので迷いましたが、この場合は、句として成立するのではと思いました。季重なりにつき、ご教示ください。

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「初春や末広がりに鳰の水脈」の批評

回答者 イサク

こんばんは。はじめまして。よろしくお願いします。
厳しくして、がありますので率直な意見を・・

まず、初心者様ということですが、それなりに数を詠んでらっしゃるように思います。

俳句として成立しているかどうかといえば、成立はしていると思います。
ただ、この句で季重なりする必要があるかというと?疑問でした。
映像として「鳰」がかなり強くなっており、「初春」が弱くなっています。どっちつかずの句になっているように感じます。
「初春の水脈」を詠みたいのであれば鳰がジャマをしているようにも感じますし、「鳰」の映像が句にとって絶対に大切なら季語「初春」を無理に入れる必要もないかと思いました。

・初春や末広がりに水脈の立ち
・めでたしや鳰の水脈末広がりに

あと、しいてお伝えするならば、「初春」は旧暦の正月に使った方が生きる季語かと思います。太陽暦の正月はまだ冬なので。

句の評価:
★★★★★

点数: 3

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「初春や末広がりに鳰の水脈」の批評

回答者 かぬまっこ

句の評価:
★★★★★

明けましておめでとうございます。🎍

「や」で詠嘆し初春が主の季語になっているので季重なりでも問題はないように思います。出来ている句なのではないでしょうか。

点数: 1

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「初春や末広がりに鳰の水脈」の批評

回答者 かぬまっこ

句の評価:
★★★★★

明けましておめでとうございます。🎍

「や」で詠嘆し初春が主の季語になっているので季重なりでも問題はないように思います。出来ている句なのではないでしょうか。

点数: 0

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添削対象の句『初春や末広がりに鳰の水脈』 作者: 未知夫
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