「秋麗踏む石畳身にしみて」の批評
回答者 なお
なぎさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。きれいな感じがしますね。
先にお二人からコメントが出ており、重なる部分もあるかと思いますが私からもお伝えします。
なぎさんが一番「身にしみた」のはなんでしょうか?この句ですと秋の空気の気持ちよさになろうかと。
それはそれで悪くないのですが、コメントによると、ああ、私は京都に来たんだ、ということを身にしみて感じたわけですよね。
そうしたら、それを感じさせたほうがいいと思いました。
俳句は想像を楽しむ文芸なので、あまり説明してしまうと興を削がれて良くないのですが、逆に想像のヒントがないと景色が浮かびません。
三年坂とか清水坂とか入れてもいいですが、それだと具体的過ぎるとなれば、京都とか。あるいは古都とか。
・秋うららめぐる京都の石畳
・秋うららあゝいま古都の石畳
二句目はそのまま過ぎますかね、賛否両論(笑)。
あと、「秋麗」は「しゅうれい」とも読みますので、「あきうらら」の場合は「秋うらら」とお書きになると注釈も要らなくなりますよ。
しかし京都のそのあたり、本当にいいですよね。私も初めて訪れた時は感激しました。
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秋麗→あきうらら、と読みます。
京都に行った際に詠んだ句です。清水寺付近の石畳の坂を歩いて、「ああ私京都に来たんだ」と実感したことを表現してみました。