俳句添削道場(投句と批評)

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秋麗踏む石畳身にしみて

作者 なぎ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

秋麗→あきうらら、と読みます。
京都に行った際に詠んだ句です。清水寺付近の石畳の坂を歩いて、「ああ私京都に来たんだ」と実感したことを表現してみました。

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「秋麗踏む石畳身にしみて」の批評

回答者 なおじい

なぎさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。きれいな感じがしますね。
先にお二人からコメントが出ており、重なる部分もあるかと思いますが私からもお伝えします。

なぎさんが一番「身にしみた」のはなんでしょうか?この句ですと秋の空気の気持ちよさになろうかと。
それはそれで悪くないのですが、コメントによると、ああ、私は京都に来たんだ、ということを身にしみて感じたわけですよね。
そうしたら、それを感じさせたほうがいいと思いました。
俳句は想像を楽しむ文芸なので、あまり説明してしまうと興を削がれて良くないのですが、逆に想像のヒントがないと景色が浮かびません。
三年坂とか清水坂とか入れてもいいですが、それだと具体的過ぎるとなれば、京都とか。あるいは古都とか。

・秋うららめぐる京都の石畳
・秋うららあゝいま古都の石畳

二句目はそのまま過ぎますかね、賛否両論(笑)。
あと、「秋麗」は「しゅうれい」とも読みますので、「あきうらら」の場合は「秋うらら」とお書きになると注釈も要らなくなりますよ。

しかし京都のそのあたり、本当にいいですよね。私も初めて訪れた時は感激しました。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「秋麗踏む石畳身にしみて」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。はじめまして。

京都の体験を俳句に残そうというわけですね。
良いと思います。

大きく2点。
◆下五、唐突に「身にしみて」と出てきます。
 ご本人はこういう単語を使いたかったのだと思いますが、「身にしむ」冷気を感じるという意味の季語が存在します。
 なので俳句としては、「身にしみて」と季語以外で使うのは回避した方がいいですね。

◆上五が季語「秋麗」中七が「踏む石畳」とどちらも名詞で言い切っているので、俳句全体が三つに分かれているような感じになっています。
 「秋麗/踏む石畳/身にしみて」これは「三段切れ」と呼ばれていて、俳句の流れを悪く感じさせる形です。
 上五「秋麗」と言い切るのであれば、中七下五はある程度つなげた方が、リズムが良くなります。

上の二点から、他の言葉を探したり、語順を調整したりしてみます。
できるだけコメントの意味に寄せると・・・例えば、

・秋うらら京を感じる石畳

てな感じでいかがでしょうか。

点数: 2

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「秋麗踏む石畳身にしみて」の批評

回答者 鈴屋いるか

句の評価:
★★★★★

なぎさん、はじめまして

御句、秋の澄んだ空気と石畳の風情を感じる良い句ですね
秋うららは春うららと季語が動くケースを見かけますがこれはぴったりはまってる気がします

ただ、指摘はイサクさんからので出尽くしてますね
すこしTips的に付け加えると俳句だと切れ字「や」「かな」「けり」などがつくと途端によくなったりするので切れ字も入れてみたいですね
秋麗は「あきうらら」の他に「しゅうれい」とも読みますのでそれと切れ字を使って詠んでみました
・秋麗やひしひしと踏む石畳
・石畳踏み染む音や秋うらら

これからもよろしくお願いします

点数: 1

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