俳句添削道場(投句と批評)

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水澄みて河童をさがす子どもかな

作者 岩住涼太  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

おはようございます。

前句「禿鷲や」へのたくさんのコメントありがとうございました。とても勉強になりました。

本句は小学生の時の思い出を詠んだものです。あの日、家の近くの川に行って、河童を求めながら石をひっくり返したり、ゴーゴルをかけて水中で探したりしていました。

ご意見をよろしくお願いします。

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「水澄みて河童をさがす子どもかな」の批評

回答者 なお

岩住涼太さん、こんにちは。
御句拝読しました。スタンドバイミーみたいな句ですねー、楽しそう!

しかし、野暮なことを申し上げます。野暮でないことはいるかさんがおっしゃっているので。

なんだか御句ですと、河童って、すごく小さいもののようです。怒らないでくださいね、ザリガニみたい。
私らの頃は、河童は、濁った澱みの中にいて、姿が見えないので流れに近づくとガバッと出てきて脚を引っ張り川底に連れていかれるような存在でした。そんなに大男ではないけど、子どもの背くらいはありました(想像ですが)。

まあ、でもこれは、コメントを読んでの疑問ですので、俳句に戻りましょう。

水が澄むと、河童はいるかいないか川岸からもわかるくらいだと思いますが、そういう無粋なことはもうやめて、提案句を置かせていただきます。

・秋澄みて川辺に河童さがす子ら

うーむ、川辺と河童に重複感があるかなぁ。「秋澄みて川辺」、なら「水澄みて」でいいのかなぁ。

迷い始めたので、これで失礼します。すみませんm(_ _)m。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「水澄みて河童をさがす子どもかな」の批評

回答者 鈴屋いるか

句の評価:
★★★★★

岩住涼太さん、こんにちは

本句、童心を思い返させる良い句ですね
かなでの基本的な形としては一番力を持つ季語を詠嘆することを考えますが、本句では童心や郷愁といった意味で「子供」を詠嘆するのは上手く出来ていると思います
季語とも響いてますし

このままでも個人的には十分かと思いますが、「水澄む」が秋の季語なので夏の季語「夏河原」や「夏水」あたりと合わせてみたいかとも思いました
また、二物を強めるなら「秋の暮」などの郷愁感のある季語との組み合わせもよいかもです
ただまぁ上記では例句を出すほどの句にはなりませんので私個人としてこのままいただきます
これからもよろしくお願いします

点数: 1

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添削対象の句『水澄みて河童をさがす子どもかな』 作者: 岩住涼太
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