「中国語飛び交う奈良や秋日和」の批評
回答者 なお
友也さん、こんにちは。
御句拝読しました。海郷さんおっしゃるように、これはこれで型としてはできていると思います。
その上で、友也さんだからこそ、あえて申し上げます。
「中国語」と特定したことで、なんとなく差別的な意図が感じられるのですが考えすぎでしょうか。
・秋日和中国語飛び交うチャイナタウン
・秋時雨中国語飛び交う町中華
即吟かつ字余りで恐縮ですが、こういうのは問題ないと思うのですよ。
ただ、掲句ですと、「本来は静かな古都なのに…」というのが感じられて…。考えすぎならごめんなさい!
海外の方々に幅広くお付き合いなさっている友也さんだからこそ申し上げました。
これが、「外国語」だとあまり気にならないのですよね。国際的観光都市である奈良に海外からのお客さんが、多いのは当然ですし、喜ばしいことですから。
次は、「奈良」です。これは、固有名詞でなく、先程私が言いました「古都」でも意味が通じる、というか、奈良に行ったことのない人にも想像の幅が広くなるような気がします。
最後に、「や」です。これって、型の練習かと思いますが、五七五がみんなつながっていますね。私は、
・中国語飛び交う奈良の秋日和
・中国語飛び交う奈良は秋日和
(原句を活かしています)
のほうが自然ではと思いました。
長くなりましてすみません。よろしくお願いします。
点数: 1
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鈴屋いるかさん、 鷹司晶子さん、添削ありがとうございました。そうですね。ジブリパークにトトロがいるのは当たり前でしたね。「風爽か猫バス行くかジブリパーク」はとても素敵な提案句でした。ありがとうございます。
この句は、母が以前秋に友人と奈良に行った時の光景を詠んだ句です。中国人だらけで、母たちはまるで外国に来ているように思ったそうです。中国政府が海外旅行を解禁すれば、また奈良に中国人が大挙してやってくると思います。添削していただけると嬉しいです。