「秋風やアンモナイトにつく値札」の批評
回答者 なお
長谷機械児さん、こんにちは。
御句拝読しました。
私は、アンモナイトという非常に貴重な化石に、値札が付けられて安直に売られている光景を嘆いている句だと読みました。
なぜならば、私にとって「秋風」は、松田聖子の「風立ちぬ」の爽やかさより、岩崎宏美の「思秋期」のようにもの思う寂しさのほうが上回っているからです。
このままいただきます。
点数: 1
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作者 長谷機械児 投稿日
回答者 なお
長谷機械児さん、こんにちは。
御句拝読しました。
私は、アンモナイトという非常に貴重な化石に、値札が付けられて安直に売られている光景を嘆いている句だと読みました。
なぜならば、私にとって「秋風」は、松田聖子の「風立ちぬ」の爽やかさより、岩崎宏美の「思秋期」のようにもの思う寂しさのほうが上回っているからです。
このままいただきます。
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回答者 イサク
おはようございます。
季語「秋風」の効果で、屋外フリーマーケット的な風景の想像になりました。
売り手の顔もいろいろ想像できます。
海外の露店商みたいな想像の飛躍もできますね。
商店街や建物通り抜け通路のイメージではないですが、これはこれで良いのではないでしょうか。
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
記念日俳句、10/15は「化石の日」。
博物館に保管され、展示されている大型恐竜の化石を真っ先に想像したものの、これは俳句にしづらい(温度・湿度・光の管理もばっちりの厳重な建屋内のどこに季語が…)。研究室や博物館の外にある化石とはどんな場所にあるものだろうと考えると、発掘か、販売か。発掘現場はよく知らないので、販売店の句を。
商店街の中にある鉱物の店、いわゆる“パワーストーン”なんかにまぎれて、商品として化石が陳列されていたりする。
程度の低いものだと、店先の特売ワゴンセールみたいに扱われていたり。あるいは逆に、店にある中でも立派なものを客に見せつけるように目立つ場所に置いていたり。
季語「秋風」が安直かなあ…。鉱物の店ということで真っ先に思いついた、新宿・紀伊國屋書店一階の通り抜けのイメージから、風は感じられそうなので措いてみたが。