「幻影か家族団らん秋の空」の批評
回答者 なおじい
鷹司晶子さん、こんにちは。お身体がだいぶお辛そうですが、大丈夫ですか?
俳句は肉体運動ではありませんが、頭は使いますので結構疲れます。どうぞ、ご無理なさらないでくださいね。
さて御句拝読しました。
先の皆さんがおっしゃっていますが、上五でいきなり「幻影か」と言ってしまうと、断定は出来ないから「幻影かなぁ」としているにもかかわらず、読者にはもう「あ、これは幻影なんだ」という印象を植え付けてしまうと思います。
それよりももう少し弱い言い方のほうが、読者の想像の幅が広がるかと思いました。
・朧なる団欒の日々秋の空
秋の空を見ると、懐かしい団欒の日々がぼんやりと浮かび上がってくる、という句意です。
上五の「朧」は、気象現象の朧ではなく、記憶が朧ということですので、季語ではないとの認識です。
点数: 0
添削のお礼として、なおじいさんの俳句の感想を書いてください >>
あれは、幻影だたのだろうか?
親子で笑い合っているお茶の間
父母は、まだ、若かった。本当に家族団らんなんて、あったのだろうか。