俳句添削道場(投句と批評)

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幻影か家族団らん秋の空

作者 森本可南  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

あれは、幻影だたのだろうか?
親子で笑い合っているお茶の間
父母は、まだ、若かった。本当に家族団らんなんて、あったのだろうか。

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「幻影か家族団らん秋の空」の批評

回答者 なおじい

鷹司晶子さん、こんにちは。お身体がだいぶお辛そうですが、大丈夫ですか?
俳句は肉体運動ではありませんが、頭は使いますので結構疲れます。どうぞ、ご無理なさらないでくださいね。

さて御句拝読しました。
先の皆さんがおっしゃっていますが、上五でいきなり「幻影か」と言ってしまうと、断定は出来ないから「幻影かなぁ」としているにもかかわらず、読者にはもう「あ、これは幻影なんだ」という印象を植え付けてしまうと思います。
それよりももう少し弱い言い方のほうが、読者の想像の幅が広がるかと思いました。

・朧なる団欒の日々秋の空

秋の空を見ると、懐かしい団欒の日々がぼんやりと浮かび上がってくる、という句意です。
上五の「朧」は、気象現象の朧ではなく、記憶が朧ということですので、季語ではないとの認識です。

句の評価:
★★★★★

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「幻影か家族団らん秋の空」の批評

回答者 つちや郷里

句の評価:
★★★★★

鷹司晶子さんこんにちは。

御句ですが、どっしりとした重たい句ですね。
もちろん俳句では思ったことをそのまま詠み込むということも大事ですが、本来は季節を前提とするものなので、なんとか季語を活かしたいですね。

・在りし日の家族団らん秋の雲

兼題が「秋の空」なので捨てたくありませんが、「秋の雲」の方が御句には合っている気がしたので採用しました。
遠くなりゆくあの日の家族団らんの思い出と、澄み切った青空に浮かぶ今にも消えてしまいそうな遠い秋の雲を取り合わせました。

・鰯雲遥かかの日の団欒よ

こちらは秋空に連なる鰯雲と団らんの思い出を取り合わせてみました。

「幻影」と直接言わず、季語の持つ効果を信じてみるのも俳句の懐の深さです。

点数: 1

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「幻影か家族団らん秋の空」の批評

回答者 たーとるQ

句の評価:
★★★★★

鷹司さんこんにちは。

秋の空への哀愁は出ていて良いのですが、「団欒」だけで家族と話すことなので、「家族」を削ってもう少し「幻影」か「秋の空」を補強したいところです。

・団欒はまぼろし秋の空緋し
・団欒は吾にありしか秋の空

点数: 1

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