俳句添削道場(投句と批評)

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倚る辺なく朝顔の這ふ地べたかな

作者 長谷機械児  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

NHK俳句「朝顔」の没句。
蔓のつかまるものが何もないところに生えてしまった朝顔が地面に花を付けていた、という実景の句なのだけれども。「地べた」という語を俳句で使ってみたかったから作った句という面が大きいか。

NHK俳句10月号、二句掲載されました(「秋澄む」(井上弘美選)と「家族」(堀本裕樹選)でそれぞれ佳作)。私にとっては初の二句掲載。げばげばさんも二句掲載、私の見落としでなければ、こちらも初なのではないかと。

ただ、選ばれた句の自分の中での位置づけは、どれも次点(「秋澄む」の句などは、結果を見るまで忘れていたりして…)。選外だったほうの句は、後々の雑詠欄向けに寝かせておこう。

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「倚る辺なく朝顔の這ふ地べたかな」の批評

回答者 柴崎恵子

長谷川機械児様
ピンクの彼岸花の句に添削頂きありがとうございます
皆様のおっしゃる通りです
説明し過ぎですよね
ピンクのぽつり曼珠沙華
素敵です、勉強になります
又宜しくお願い致します

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「倚る辺なく朝顔の這ふ地べたかな」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは!
いつも勉強させていただいています。

N俳2句掲載おめでとうございます。ごいっしょうれしいです。私も2句掲載初です。
神宝の直刀好きな句ですけどねー。鹿島神宮の宝刀を思い浮かべました。

朝顔、ほとんどが取り合わせ句でしたね。掲句は中七季語が成功しているか悩ましいかもしれません。
「地べた」に対して、「よるべなく」「這ふ」が説明しに行こう、重複感も少し感じます。「朝顔」と「地べた」で光景は成立しそうなので、他の音数で何かやれるかもしれません。でも、「よるべなく」は好きなんだよなー。
そうなると地べたに「かな」を替えるかなあ。よるべなく、は残したいような。悩むなあ、提案できず、、。

点数: 1

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添削対象の句『倚る辺なく朝顔の這ふ地べたかな』 作者: 長谷機械児
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