俳句添削道場(投句と批評)

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ながむらむ茜映えたる山里よ

作者 駿河屋  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

彼岸花が早くも咲いていたので

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「ながむらむ茜映えたる山里よ」の批評

回答者 なおじい

駿河屋さん、こんにちは。
御句拝読しました。私は光景は浮かぶものの、よくわからない点がいくつかありましたので、コメント控えていました。

わからない点の一つ目は「ながむらむ」です。らむは推量の助動詞ですがなぜ推量?
二つ目は「茜映えたる」の「たる」の意味、効果?
あと最後の「よ」は、意図は分かるのですが他にないだろうか、とか。

ずっとそう思いながら、ご自身のコメントは読まずにいました。

長谷さんのコメントがありましたので、初めてご自身のコメント拝読。なんと、茜とは彼岸花のことだったのですね?
私はてっきり茜空のことかと思って光景を思い浮かべていました。

茜空ととった私も正しくないのですが、茜草のこととは思いが至りませんでした。しかし茜草だとすると、彼岸花とは違いますよね?

提案句は茜を使わないで考えてみました。

・山里にその色映える彼岸花
・山里や遥か眺むる彼岸花

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「ながむらむ茜映えたる山里よ」の批評

回答者 長谷機械児

句の評価:
★★★★★

駿河屋さん、こんにちは。

御句について。

・コメントのとおり彼岸花を詠んだ句としてこの句があるとすると、季語が無いということになります。アカネという植物のことならば秋の句になるものの…アカネはそんなに“映える”花ではないので無理がありますが。
・上の句「ながむらむ」がよく解りません。現代文に訳せば「眺めるだろう」「眺めているだろう」ですが、「誰が?」と疑問を感じます。コメントに「咲いていた」とある通り、自分が眺めているのだとしたら、「何故に推量?」という疑問になります。

上五を季語に変え、「茜」を「赤」に変えて(「茜色」と言えれば良いですが、音数に限りがあるので)、

 曼珠沙華赤く映えたる山里よ

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

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