「秋の暮残ったままのウィスキー」の批評
回答者 なお
友也さん、こんにちは。御句拝読しました。
お酒とか香水とか、とにかく中が見える瓶に残ったものを見てしみじみすることはよくありますよね。お気持ちはわかります。
しかしそれを俳句にして、多勢に見てもらう以上は、それなりの工夫をしませんと、何しみじみしてるの?と言われてしまうかもしれません。
特に御句で残っているのはウイスキーです。ビールやワインと違って、一回にひと瓶飲み切るのが当たり前ではない以上、「残ったままの」と言われても、「そりゃそうでしょ」となります。
まして季節は「秋の暮」。最近ではハイボールが人気で夏場でも飲みますが、一般的にウイスキーは寒い時の飲み物です。夏から秋はビールです。ですので余計、残っていても不思議ではないと思うのです。
提案句ですが、すでにイサクさんが好例を置いておられるので、私は違う側面から。
・秋の暮飲めないままのウイスキー
・秋の暮飲めなくなつたウイスキー
これは友也さんのお身体の調子を含ませたものですが、さらに他の側面から、
・秋の暮貴女のくれたウイスキー
・楽しみを残すバーボン秋の暮
・ウイスキー少し残して秋の暮
点数: 3
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このページに来てくださり、心から感謝します。初秋になったとはいえ暑い日が続いておりますが、どうぞご自愛ください。
ずっと体調不良で、働けず寝たり起きたりの暮らしを送っています。ウィスキーも以前レアなやつを大量に買い込んだのですが、酒を飲むと気分が悪くなるので残ったままです。売る気力もないので、いつか元気になったら飲みたいなと思っています。
批評・添削していただければ幸いです。よろしくお願い致します。今日も惜しみない祝福がありますように。そしてさらなるご健勝とご健吟を心よりお祈り致します。私も至らない点が多いですが、精進して参ります。