星月夜思い出語りシーフード
作者 友也 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
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「星月夜思い出語りシーフード」の批評
回答者 イサク
こんにちは。
◆実質三段切れです。「思い出語り」はシーフードに繋がってません。
原因は形の問題ではなく、季語以外に「思い出語り」「シーフード」と両方言おうとしてしまって十七音に詰め込んでいるからです。
◆「思い出語り」と言って内容を想像してもらおう、というのは、俳句で言う「想像の余地」ではないですね。「思い出を語る」と言ってしまってますから。
・星月夜あなたを連れてレストラン
↑ これで、「異性と二人でレストラン食事をしている/する」ことはわかりますよね?もちろん何かの会話があろうということも想像できると思います。この「会話したであろう」「恋人であろう」というのが「想像の余地」です。
・星月夜あなたと二人シーフード
↑ こうするとレストランかどうかはわかりません。が、二人でシーフードを食べていることはわかります。季語が「星月夜」なので、屋外で、バーベキューのように食べているようにも感じます。もちろん会話もありますよね。
「明確にひとつのシチュエーションを描く」というのには、残念ながら俳句は向いていません。普通の文章で書いた方がわかりやすいですし、伝わりやすいです。
友也様のコメントのような文章の方が、日記的にこんな風景を出したい、というのはよくわかります。
そうではなく、俳句とは一般的に【季語の力を借りながら十七音で『詩』を作るにはどうするか】なので「体験をそのまま」というのは難しいです。
体験・経験・見たもの・聞いたことのほんの一部を切り取って、詩にできるかどうか。というところだと思います。
点数: 1
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このページに来てくださり、心から感謝します。初秋になったとはいえ暑い日が続いておりますが、どうぞご自愛ください。そして素敵なお盆休みを満喫されますことをお祈り致します。
この句は、アメリカ留学でお世話になった大学生のお姉さんに、ディズニーシーのSSコロンビア号のレストランでシーフードをご馳走したことを詠んだ句です。本当に彼女は多くのことを助けてくれた恩人です。
「思い出語り」は説明しすぎでしょうか。ちゃんと読者に想像する余地を与えているでしょうか。そして「思い出語りシーフード」という表現は理解しにくい、違和感があるでしょうか。字余りになっても「思い出話とシーフード」にすべきでしょうか。
批評・添削していただければ幸いです。よろしくお願い致します。今日も惜しみない祝福がありますように。そしてさらなるご健勝とご健吟を心よりお祈り致します。私も至らない点が多いですが、精進して参ります。