「無花果よ早く熟せと食油を」の批評
回答者 ハオニー
説明してほしいと言われても、これは高校生物レベルのお話です
油の一部が分解されて、エチレンガスとなるのです
そのエチレンガスには果実を完熟させる力があるのです
完熟から先もあるので、多量のエチレンガスを撒き散らす方法は向いていないのでしょう
だから植物油を塗る程度にしているのです
正直、こういった句は報告句となりやすいのです
文系・体育会系は知らなくても理系は知っているお話、けっこうありますから
「早く」だけは間違いなく抜いても問題ありません
無花果よ熟せ油を垂らしおり
点数: 1
添削のお礼として、ハオニーさんの俳句の感想を書いてください >>
には客観的事実も必要だと思う腹胃壮です。いつもコメント有難うございます。着眼点がいいと思いますが千日草さん御自身で無花果に植物油を垂らすという行為に効果があるか確認しましたでしょうか。私、ネットで簡単に確認しましたが園芸では当たり前に行われている事で遡れば紀元前三世紀かららしいです。勿論、生化学的に根拠があるようで油はなんでもいいようですが、動物性や鉱物系は効果が薄いので使われる事はないそうです。そうすると食油という表現に検討の余地が生まれます。つまり無花果に挿す油といえば植物性の食用油である事がほぼ常識になっていると。私なら
ふざけんな！なんて、言われる様ですが、本当なんです。無花果の先端部に食油を垂らしたら、早く、熟すると言って実際にしています。そんな友がいるのです。俳句になっていないかと思いますが、思い切って添削指導に投句しました。