「マスターの声悠揚と山滴る」の批評
回答者 ちゃあき
長谷さん、こんばんは。石丸謙二郎選ですか。おめでとうございます、聴いてみたかったです。皆さんいろんなところに投句されて頑張られているので感心します。僕なんかは、ポストと生活そして当道場で手一杯です。NHKも一年以上投句していません。
御句を読ませていただきました。石丸マスターの悠揚としたあの声ですね。いいですね。コメント読んだ後だと姿まで浮かんできます。御句の場合、山滴るという季語は成功していると思います。
拙句「ざり蟹」の句へのアドバイスどうもありがとうございました。また、ご提案の句もすてきです。勉強になりました。今後ともよろしくお願いします。<(_ _)>
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NHKラジオ第1「文芸選評」で、石丸謙二郎さんに俳句が読みあげられました!
「文芸選評」は、1回きりのラジオの放送に取り上げられるかどうかだけ(佳作とかはない)なので、NHK俳句よりもさらに間口が狭そう。ということで、兼題・選者に惹かれたとき、それなりの句が出来たときに投句してみるという、あまり力を入れていない投句先でした(実際、これまで全く成果無し)。今回は兼題「滝」(選者・堀本裕樹)で、募集時期が、俳句生活の「滝」結果発表と重なったので、そのときの選外句2句と自選没句1句を投句したところ、自選没句だった句が今回ゲスト出演の石丸さんに選ばれたもの。
これまでに何度か聞いた限りでは、ゲストのいる放送回というものがなく、また、これまでに買ったNHK俳句テキスト(の後ろの方にある「文芸選評」のページ)には、選者以外の選まで入れたような句数の掲載も見たことがなく。なので、今回のゲスト選がテキストに載ることはないような気がしますが…、まあそれはそれ。
直接的な表現ならば「俳優」(はいゆう・わざおぎ)であってもよいところを「マスター」とし、季語「山滴る」を配したのは、石丸さんが「山カフェマスター」という肩書でゲスト出演されていたから(「山カフェ」という別番組があるらしい)。
季語は「夏の山」にしたほうが音数はよいですが、俳優の朗読と合わせるには、これくらい色気があってもよいかなと。