「ビル風の突然さらふ夏帽子」の批評
回答者 なお
こんにちは。ちゃあき様、いつもお世話になってます。
天牛は、そうか、飛んだままくぐり抜けて行ったのですね?
私は一旦止まって、くぐり抜けて、それからまた飛んでいったと思ったので…そこに微妙な差が出てしまいましたね…悔しい(笑)。
さて御句拝読しました。この光景わかります!夏帽子だからこそですよね!冬の毛糸の帽子とかだと、まずありえないですけどね(笑)。
先に海郷さんがおっしゃっていますが、夏帽子の立場が少し弱いかもです。それはビル風が主語になっていて季語の夏帽子が目的語だからではないでしょうか。海郷さんのご提案のように、受動態にするのはいいですね。
ビル風に飛ばされていく夏帽子
これ↑は、もう、あっちのほうまでどんどん行ってしまうイメージ。
・ビル街の風に吹かれて夏帽子
これは飛ばされたともさらわれたとも言わない提案です。それまでかぶっていなくて、風が吹いたからかぶったのかもしれません。読み手の受け取り方次第です。一応置かせていただきます。
点数: 1
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>
前句「天牛」の句へのアドバイスどうもありがとうございました。飛行したままフェンスの網の目を抜けて行ってしまったので、長谷さんのコメント通りの曲芸飛行でした。描写力が足りなかったと反省しています。 掲句は今朝の通勤時の景。あいにく小雨が降っていたために帽子はびしょ濡れになってしまいました。ご意見よろしくお願いします。